待望の一冊を読んだので読書メモをご共有。デジタルファブリケーション関連は日本語情報が少ない領域なので、大変刺激的で価値がある一冊です。 パーソナル・ファブリケーションと「Fab」 ・1980年頃の「パーソナル・コンピューター」、1995年前後の「インターネット」、これらに続き、2010年頃から「パーソナル・ファブリケーション」の可能性が芽生え始めた。 ・これまで限られた専門家のものであったデジタル工作機械が、個人のためのものとなり、家庭にやってこようとしている。そして「つくる」という行為そのものが、日々の暮らしの中に戻ってこようともしている。 （家庭用3Dプリンタ） ・パーソナル・ファブリケーションには「つくるための知識の交換と共有」「工作機械の入手」が必要。これらを解決するために、工作機械と知識をシェアする場である「ファブラボ」が発生した。 ・ファブラボは世界30カ国、70拠点以上の広が