クライアントとデザインについて話す場合、大きな問題となるのは抽象的なイメージによるやりとりでしょう。例えば「やさしい感じにしてほしい」や「かっこいい感じの色で」のような言葉です。このような言葉は、人によってとらえ方が異なります。トラブルを避けるためには、「かっこいい」を「iPhoneのようにかっこいい」や「宇宙刑事○○のようにかっこいい」のように、具体的な物で指定してもらうようにします。 色の呼び方についても同じような問題が生じます。「緑を使いたい」や「オレンジが好き」のように具体的な色を聞いたつもりであっても、その色が実際にはどのような色かは特定できていません。制作者側がオレンジだと思っている色を、クライアント側では黄色だと感じることもあるのです。 単にオレンジというだけで作業を進めていくと、後で色を変えなければならないということになりかねません。モニターによって見え方が違うことを踏まえ
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