東京都内の女性が柴田容疑者に609万5千円を手渡しした際に受け取った「現金お預かり証」。「ビットコイン代として」と書かれている (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 仮想通貨で事業への出資を募る「ICO」という手法が注目されている。ただ現行法では規制が及ばず、犯罪の温床になっているとの指摘もある。 * * * 「出資すれば高配当が得られます」 11月14日、そんな甘い文句で実体の無い会社への出資を募っていた東京都港区白金台3丁目、会社役員柴田千成(かずなり)容疑者(46)ら8人が逮捕された。直接の容疑は、東京都の女性(72)ら40~72歳の男女9人から現金計2900万円を無登録で集めたことだ。警視庁は、柴田容疑者らが約6千人から現金計約5億円を集めていたとみている。 これだけでも大金だが、犯行グループは現金以外に仮想通貨を78億円だまし取っていたとみられる。そしてこの仮想通貨につ
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