そりゃ、NEWマリオにつづけてNEWマリオWiiも作るよと思うぐらいの2Dマリオの人気っぷりだ。 この売上を見て、それでも任天堂は、NEWスーパマリオブラザーズ2ではなく、3Dマリオの最新作をニンテンドー3DSで発売した。奥行きのある画面と、アナログスティック(アナログパッド)を駆使した、まぎれもなく3Dマリオシリーズの最新作だ。 社長が訊くシリーズで語られているが、3Dマリオシリーズにおける基本ルールをすべてリセットして、イチから新作を作り上げている。 そして、3Dマリオに気軽に楽しめる2Dのテイストを盛り込むことに成功した。 パッケージにも「手軽に気軽に3Dマリオ」と書かれている。 3Dなのだから、すべての方向に自由に進めるべきであるという発想を捨てたのが一番大きい。 スーパーマリオ64をはじめとする3Dマリオでは、各ステージのクリア条件がバリエーション豊かだった。基本は特定の場所に置
最終赤字に転落する見通しになった任天堂だが、年末商戦以降、3DS向け有力ソフトの大量投入で普及を図り、「一部で報じられている、ゲーム専用機限界論を払拭していきたい」と岩田社長は意気込む。 「ゲーム専用機限界論を払拭していきたい」──任天堂の岩田聡社長は、10月28日開いたアナリスト向け説明会で「ニンテンドー3DS」の年末商戦にかける意気込みを語った。3DSのスタートダッシュ失敗が響き最終赤字に転落する見通しになったが、有力ソフトの継続的な投入などで「来期には任天堂らしい利益水準を取り戻す」としている。 今期の3DS販売目標が世界で1600万台なのに対し、上半期の販売実績は307万台。そのうち107万台が日本国内で、最大の市場である米国市場は81万台にとどまっているのが現状だ。 岩田社長は年末商戦での3DS販売への懸念について、3DSの販売ペースが米欧とも「ニンテンドーDS」の販売ペースと同
任天堂は2011年度、200億円の最終赤字に転落する見通しになった。円高に加え、販売動向をもとに販売数量見込みを見直したため。 任天堂は10月27日、2012年3月期(2011年度)の連結業績予想を下方修正した。200億円の黒字としていた純損益は一転、200億円の赤字に転落する見通しだ。前期は776億円の黒字だった。為替相場の円高傾向に加え、これまでの販売動向と年末商戦の見通しをもとに販売数量予想を見直したため。 修正後の予想は、売上高は7900億円(従来予想9000億円/前期実績1兆143億円)、営業利益は10億円(350億円/1710億円)、経常損益は300億円の赤字(350億円の黒字/1281億円)。 4~9月期はニンテンドーDSハードとニンテンドー3DSソフトの販売が想定を下回り、さらに円高で為替差損524億円を計上した結果、経常損益は1078億円の赤字になった。 4~9月期のニン
任天堂は9月13日、「ニンテンドー3DSカンファレンス 2011」を都内で開き、年末商戦から来年にかけて発売する3DS向けゲームソフトを紹介した。「マリオカート7」(12月1日発売)や「モンスターハンター3(トライ)G」(カプコン、12月10日発売)などをそろえ、岩田聡社長は「ビデオゲームの歴史において例がないのではと思えるほど充実したタイトルだ」と胸を張った(関連記事:任天堂、3DS用拡張パッドを正式発表)。 任天堂タイトルでは「スーパーマリオ3Dランド」(11月3日)発売や、「スーパーマリオテニス」「ペーパーマリオ」などの新作や「ファイアーエムブレム」シリーズの完全新作、「カルドセプト」などを発表。バンダイナムコゲームスが任天堂ハードとしては初となる「エースコンバット」「鉄拳」シリーズを発表するなど、サードパーティの作品もそろえた。 一方、3DSのユーザー層が男性にやや偏っているとして
▲E3などではおなじみの姿。「アメリカではよくやるんだけど、日本だとちょっと恥ずかしいですね」(宮本氏)。 2011年9月13日、東京ビッグサイトにて、ニンテンドー3DSの最新ラインアップを発表する“ニンテンドー3DSカンファレンス 2011”が開催された。時間にしてわずか1時間ほどながら、過去に例を見ないほど驚きに満ちた、充実した内容となったカンファレンス。その詳報をお届けしよう。 カンファレンスの開幕を飾ったのは、ゼルダの伝説シリーズ最新作『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』(以下、『スカイウォードソード』)の映像だ。始まりの村“スカイロフト”からダイブしたリンクが“ロフトバード”を呼び、空を自由に飛び回る映像がひとしきり流れた後、『ゼルダの伝説』25周年記念ロゴが表示されて映像は終了。続いて表れたのは、マスターソードとハイラルの盾を携えた、宮本茂氏だ。 宮本氏は、「ニンテンドー3D
発売半年で1万の大きな値引きで勝負に出ているニンテンドー3DS。 15000円とDSに近い値段となり買いやすくなったわけですが、一方でそれまでに25000円で購入していた人に申し訳ないということで、任天堂がアンバサダープログラム、というものを用意していました。 ニンテンドー3DS|ニンテンドー3DS アンバサダー・プログラム|Nintendo アンバサダー(大使)という耳慣れない言葉を選んだ意図は良く分からないのですが、ようは事前にeショップに接続してある3DSの個体に対して、後からファミコン10本、GBA10本を無料配布する、というものでした。特にユーザー登録などはいらないため、任天堂から補填されること無く中古を抱えているところ(自分で見たところではTSUTAYA)なんかでは中古の3DSを店員がeショップ登録し、現定価の15000円で販売する、なんていう便乗商法なんかをやっているところも
1972年生まれ。早稲田大学教育学部教育心理学専修を経て、東京大学大学院教育学研究科修士課程在籍中。1999年からゲーム業界ウォッチャーとしての活動を始める。著書に『ゲーム業界の歩き方』(ダイヤモンド社刊)。「コンテンツの配信元もユーザーも、社会的にサステナブルである方法」を検討するために、ゲーム業界サイドだけでなく、ユーザー育成に関わる、教育と社会的養護(児童福祉)の視点からの取材も行う。Photo by 岡村夏林 コンテンツ業界キャッチアップ ゲームソフトをゲーム専用機だけで遊ぶ時代は終わった。ゲーム機を飛び出し、“コンテンツ”のひとつとしてゲームソフトがあらゆる端末で活躍する時代の、デジタルエンターテインメントコンテンツビジネスの行方を追う。 バックナンバー一覧 任天堂は8月11日、携帯用ゲーム機「ニンテンドー3DS」の値下げ(2万5000円→1万5000円)に踏切った。発売から半年
任天堂の選択をゲーマーはどう受け止めたのか――「ニンテンドー3DSの値下げに関するアンケート」結果発表 副編集長:TAITAI 7月28日に発表され,大きな話題となった「ニンテンドー3DS」(以下,3DS)の大幅な価格改定。任天堂の岩田 聡社長自らも「このような前例のないタイミングで値下げに踏み切った」という今回の決断だが,リリースから半年を待たずして40%もの値下げが実施されるという任天堂の方針に対して,当のゲーマー達はどう感じているのだろうか。 メディアクリエイトと4Gamerでは,そんなゲーマー達の動向を探るべく,急遽「ニンテンドー3DSの値下げに関するアンケート」を実施した。突然の告知,かつ非常に短い応募期間――わずか2日半ほど――だったにも関わらず,寄せられた意見の累計は約7000通。有効回答数も6468通に上り,その注目度の高さがうかがえる数値となった。アンケートに答えていただ
発売日以降に値下げした機種も多いが、値下げ幅は2割程度のものが多い。また、値下げ時期は発売から1年以上経過していたり、後継機種が発表された後というタイミングが多い。 今回は半年後の値下げで、値下げ幅は4割にも達する。このインパクトは大きい。 中途半端な値下げなら、もともと興味のなかった人間を振り向かせるのは難しいだろうが、一番上の桁の数字が1つ下がれば食いつく人も多いはず。ただ、価格を下げるだけでは不十分で、訴求力のあるゲームを継続してリリースする必要がある。 今回の発表とあわせて11月に「スーパーマリオ3Dランド」、12月に「マリオカート7」の発売を発表した。共に人気作だけに、年末商戦を牽引してくことは必至だが、値下げからマリオまでの3ヶ月間を引っ張るもう一本がほしいところ。値下げから人気作のヒットをつなげて年末商戦までスムーズにバトンを渡せるかどうかが勝負の分かれ目だろう。 任天堂ファ
任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」を買ってきた父親を殴ったとして、西世田谷署は28日、中野区に住む21歳の息子を傷害の疑いで逮捕した。父親は頭部打撲で全治1週間の軽傷を負った。 調べによると、28日夜8時ごろ、中野区にある容疑者宅に父親の男性(48)が帰宅。この男性は今年2月、「3DSを買いに行く」と言って出かけたまま行方不明になっており、家族が捜索願を出して行方を追っていた。 5ヶ月ぶりに帰ってきた父親は、出迎えた息子(21)に今月14日に発売された新色「フレアレッド」の3DS(写真)を意気揚々と手渡すと、「この5ヶ月日本全国をさまよい、今日やっと念願の3DSを手に入れた。しかも発売されたばかりのフレアレッドだぞ」と自信満々に息子に語りかけた。母親の話によると、5ヶ月間にわたる父親の労をねぎらいつつ、一家は母親が腕によりをかけて作った夕食を久々に家族全員で食べたという。 だが、夕
★この記事の携帯用はこちら。 ▼3DSの大幅値下げで鮮明になった、任天堂の右往左往 ■3DS:「ニンテンドー3DS フレアレッド」 ■3DS:「ニンテンドー3DS アクアブルー」 ■3DS:「ニンテンドー3DS コスモブラック」 このような前例のないタイミングで値下げに踏み切ったのは、 ニンテンドー3DSの発売前と、現時点で大きく状況が変わり、 今思い切った手を打たなければ、多くのお客様にニンテンドー3DSを 楽しんでいただく未来がつくりだせない可能性が高まったと判断したためです。 というわけで、既にネット上で大きな話題となっている3DSの値下げ。 しかも、大方が予想していた「VITAを睨んだ年末に」「20,000円ぐらい」を 大きく下回る15,000円と、いきなりの1万円値下げ。 小刻みに何度も値下げすると負のイメージが強まるだけなので やるなら一気に、ドカンと下げるのは賛成だ。 数日前
みなさん、こんにちは。任天堂の岩田です。 ニンテンドー3DSをご愛用いただき、ありがとうございます。 このたび、8月11日にニンテンドー3DSハードの価格改定をさせていただくことになり、本日それを発表いたしました。 ゲーム機を発売して一定の期間が経ち、さらなる普及を目指して値下げをするということは過去にもありましたが、今回のように、発売から半年も経過せずに、しかもこれほど大幅な値下げをしたことは、任天堂の過去の歴史にはありませんでした。 このことは、いちばん最初にニンテンドー3DSを応援してくださったみなさまからのご信頼を損ない、ご批判を受けかねないことだと痛感しております。 今回、このような前例のないタイミングで値下げに踏み切ったのは、ニンテンドー3DSの発売前と、現時点で大きく状況が変わり、今思い切った手を打たなければ、多くのお客様にニンテンドー3DSを楽しんでいただく未来がつくりだせ
まさか半年で値下がりするとは――。 任天堂は7月28日、ニンテンドー3DSの値下げを発表。8月11日より1万5000円で提供する。3DSは、7月14日に新色「フレアレッド」を発売したばかりだ。 今年2月26日に国内で発売を開始したニンテンドー3DSは、現行の2万5000円より1万円価格を落としてさらなる普及に努めることになる。任天堂は価格を安くしたことで年末商戦への弾みにしたい考えで、11月に発売される「スーパーマリオ3Dランド」や12月に発売する「マリオカート7」に期待を寄せている。 この発表に伴い、岩田聡代表取締役社長名義で「ニンテンドー3DSを価格改定前に購入されたみなさまへ」とするメッセージが出されている。 岩田氏は、ゲーム機が発売して一定の期間が経ち、さらなる普及を目指して値下げをするものだが、発売して半年もせずに大幅な値下げに踏み切ったことに陳謝するとともに、普及のための決断だ
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