動画共有サイトが依然として好調らしい。収益面はともかくとして動画を使ったコミュニケーションは完全に若者に認知を得るとともに、そこで腕を磨いたクリエイターが世の中に出始めたことで日本のサブカルチャー全体を下支えする大きな役割をも果たし始めている。 さてこうした動画共有サイトの登場初期のウリは疑似同期だった。非同期非会合なのにさながら同じ場所に同時に集まって同じ作品を見ながら騒いでいるような臨場感は凄く新鮮だった。そしてこの疑似同期に慣れて次を目指したユーザがTwitter等を使って同期コミュニケーションを始めたのにあわせて、今度は生放送という皆で一緒に同じ作品を見るという同期コミュニケーションが流行った。最近では毎晩のようにいろんなテーマの作品上映会が開催され皆思い思いにそれを楽しんでいる。 しかし「生放送の皆で同時に動画を見て楽しむというスタイルでもさらに飽き足らない、いっそ同じ場所に集ま