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ブックマーク / diary.lylyco.com (7)

  • 「働きたくない」から「死にたい」までの距離は結構近い|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    「(それ以外にやりたいことがあるから)働きたくない」というのはいい。 問題は「働きたくない(が、他にしたいこととてない)」というケースである。これは要するに「したいこと」はないが「したくないこと」だけはあるという状態を意味する。そこで「働きたくない」という希望が叶ったらどうなるんだろう。まず、最も「したくないこと」が解消されてぽっかり空いた時間に自然と幸福が満ちてきたりはしない。世界はそう都合よくできてはいない。きっと、さしてすることもない休日がそのまま引き伸ばされたような、酷く密度の薄い時間がとろとろと流れ込んでくるだけだろう。そうして、また別の「したくないこと」が浮き彫りになってくる。 いちいち断るのも面倒だけれど、「したいこと」が「日がなごろごろすること」だったり「何もしなくていい時間をぼんやり過ごすこと」だったりするのは別に構わない。それは「(それ以外にやりたいことがあるから)働き

  • ある種のネト充やオタクたちは決して「リア充」にはなれない|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    「リア充」という言葉、案外、廃れない。 どころか、じわじわとネト充圏外へと侵攻し始めている気配すらある。それだけインターネットが一般的になったということだろう。それにしても、リアルで充実とはややこしい概念だと思う。何しろ現実を真摯に見つめれば見つめるほど、大抵、充実からは遠ざかってしまう。現実とは来、身も蓋もないものだ。だから、充実の多くは夢や幻想や妄想に担保される。コンパやサークルの虚構性など今さらいうまでもない。そこにある人間関係も性関係も、所詮は個々人が抱く幻想同士の部分的な重なりにすぎない。解り合うことはおろか、認め合うことすらほとんどできはしない。 金持ちになることにも、異性にモテることにも、長生きすることにも、教祖になることにもさしたる意味はない。すべては等しく無意味である。一方で、巨乳を見れば揉みしだきたい衝動に駆られ、木陰で放尿する幼女の姿に興奮する。満たされぬ欲望はどこ

  • 30代を発狂せずに愉しむための2つの心がけ|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    30歳を超えても、困ったことに、大抵の人は発狂しない。 それは、まだまだ人生から降りられないことを意味する。そこの10代も20代もみんな、残念ながら素面で30代を迎える。何者でもない自分をひしひしと感じ、当の自分なんてないことにも疾うに気づき、そもそも人の一生にさしたる意味なんてないんだと知って、それでも何となく正気で生きていく。そういうものだ。そもそも30代を恐れる若者たちは、そんなに充実した満足のいく10代や20代を送ってきたんだろうか。否。振り返ってみれば大したことのない人生だったはずである。30歳になって失くすような重大な幸福なんてひとつもない。ならば、これからを愉しく生きなきゃ損である。 ----- 01:飽きたことに固執しない 人間30歳にもなれば、20代までにやった大抵のことに飽きてくる。あれほどワクワクしたゲームたちが色褪せて見え、テレビを視るのも2ちゃんねるに書き込むの

  • 向こうからやってくる嘲笑は避けられないが…|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    人を陥れ、嘲笑し、傷付けることが愉しいという人間は、たぶん、いるんだろう。 ・クリスマスイブ こういうことが平気でできる、或いは、わざわざ進んでやる人がいる。もちろん、匿名ダイアリーのそれが事実なのかネタなのかは分からない。が、そういうメンタリティの存在を否定する材料はない。もちろん、人を貶めて喜ぶような人間はそうしないと自己肯定もできないショボいやつなんだとかいったいい方は可能だろう。けれども、たとえ真実がそうであったとしても、件の匿名氏のような被害者が救われるわけではない。すでに固くなりつつあった殻は、いっそう固くなるだろう。将来、当の善意や好意に出会ったとき、もうそれを信じることはできないかもしれない。 虐げられ、卑屈になり、それで余計に蔑まれ、ますます人間不信になっていく。典型的な負のスパイラルである。そうやって、不幸になっていく人は、ややもすると「自ら不幸に突き進んでいる」よう

  • こんにゃくゼリーの警告文が読めない人のための新世界|Weep for me - ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    確かにこんにゃく入りゼリーはゼラチン原料のゼリーより硬い。 ・こんにゃくゼリー:死亡幼児は兵庫県の男児 安全性問う声 - 毎日jp(毎日新聞) ・痛いニュース(ノ∀`):“こんにゃくゼリーで男児死亡”受け、販売禁止要請を検討…野田聖子氏 こんにゃく入りゼリーは従来型のゼリーにあまりによく似ている。似せて作っているのだから当たり前だ。けれども、これらは別物だ。ゼリーは飲んでも大抵嚥下圧力で自然に潰れる。だから、つるっと丸呑みしても詰まることは、全然とはいわないまでも、あまりない。ところが、こんにゃくは違う。ゼリーの形状はしていても丸呑んで潰れるほどやわじゃない。間違って呑めば詰まる可能性は相対的に高い。実際、1995年以降の死亡事故判明件数は今回の件で17件目になるらしい。これを多いと見るか少ないと見るかは人によるだろう。ただ、を売る企業としてはちょっと無視できない。 もちろん、「蒟蒻畑」

  • 他人の弱さを不快に感じる人の弱さ|Weep for me - ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    匿名ダイアリーに自ら不寛容を暴露する記事をよく見かける。 ・高校時代の友達(だった人)の話(※誤ってはてブにリンクしていたため修正) ・無い内定の友人を見下してしまう自分が卑しい ひとつ目のリンク先は他を否定する話、ふたつ目は他を否定する自分を否定する(かに見える)話である。自分はそれなりに努力をしてそれなりの結果を出した。友人(?)はさしたる努力もせずに怠惰と自己正当化の海に溺れるばかりである。どちらもそういう視点で書かれたエントリーに見える。まあ、若さ故の不寛容といえばそれまでなのだけれど、今時の若い人たちがこうした旧弊な価値観をしっかりと受け継ぎ、かつナイーブに反応してみせていることに驚く。これだけネット上に様々な人生観が溢れていても、自分の人生を相対化するのは難しいらしい。 めでたく被雇用者への道を歩み始めた増田氏の気持ちや深慮遠謀を友人らが解しないのと同様に、増田氏だって被雇用者

  • 自分は不謹慎ではないと無邪気に信じられる人たちの不思議|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    個人による報道が不謹慎だという非難はどこまで妥当なんだろう。 ・Recently - 秋葉原刺殺事件に遭遇して ・秋葉原で通り魔、トラックで次々とはねてナイフで斬りつけ、7人が死亡 - GIGAZINE ・秋葉原通り魔  事件発生現場の様子 - アキバBlog ・2008年6月8日に秋葉原で発生した通り魔事件 まとめwiki - トップページ 居合わせた人たちのモバイル端末が事件の様子をマスよりも早く捉えた。そして、素人による1次情報は映像、画像、テキスト情報としてWeb上に流され、2ちゃんねるやはてななどを通じて多くの人たちに伝わった。中でもWebカメラで実況された事件映像は、かなりのインパクトを与えたようだ。そして大方の予想通り、個人報道に対する批判が持ち上がった。曰く、不謹慎ではないか、曰く、無責任ではないか、等々。こうした批判を見るにつけ、思う。これだけ情報技術が発達しても、相変わ

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