一面を使った新聞広告「河合隼雄講話集」(ユーキャン)に載っていた一文 (相談に来る方の話を)聞いていると、みんな誰かが悪いんですね。中には「もう先生、お父さんに言ってやってください」とかね。「子どもに言い聞かせてください」とか言われるんですよ。 言い聞かせて治るんだったら、私の商売はしなくていいんで(笑) これを読んで思い出したのが What would you like to do? (あなたは何をしたいですか?) です。フェルデンクライス・メソッドの個人レッスンの始めに訊かれる言葉です。 誰か(何かを)を悪く言うのは、 ・自分は変わらなくていい ・自分が何をしたいのかを見つめなくていい ・自分を被害者にしておける ・自分を上位においておける 便利な方法です。これまで、私もたーくさんしてきました。 変化すべきは相手で、その具体的な方法を考え出すのも相手の仕事。相手のせいで、これまで自分が
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