教える仕事をしていると、基礎がものすごく大事なんだと解る。 一番しんどいけど、一番重要。基礎ができていない人は応用力がない。基礎をおろそかにする人は、やっつけで前に進めるが、進歩が遅い。 まさか自分が教える仕事をするようになるとは全く思っていなかったが、教えてみるといろいろなことに気付かされる。 なので、教える人は言うんです。 「基礎が大切です。」 ところが、習う人はそうではない。 「基礎よりも、実際にやってみたい」 「やってみてから基礎を覚えればよい」 まあ、それも一理あるんでしょうが、癖がつくと、抜けるのが難しいですからね。 「プロになるんじゃないし」 そのとおり、この言葉が葵の御紋のようなものだ。それ以上発展しません。と言っている人にどう教えるかはとても悩むところ。 弊社ではパソコン教室のほかに、最近、お絵かき教室も始めた。併設、というよりは弊社の生徒さんがほかの生徒さんに教える形だ
先日、シニア層のTさん(定年退職済み)とランチをしながら、男性のコミュニケーションについて盛り上がった。 話の発端は、老人ホームについて。 ワタシの知り合いの元気シニアが有料老人ホームを探していて、お試しステイをしたら、既に住んでいる方に「御宅のご主人様、どちらの大学ご出身?」と聞かれて参った、という話をした。 その話はヤソジ会(80歳以上が中心の飲み会)で出たのだが、「ひゃあ」と思ったものだ。定年退職して、何十回目かの青春においても尚、まだ学歴って重要なのか! その話をしたところ、Tさんが仰った。 「定年退職して、そういう会合とかにいくと、男性は『僕は○○大学出身、○○商事で部長までいきました。あなたは?』と自己紹介が始まるんだよ」 ゲゲゲの鬼太郎。 そういう枠の中から外れると、自分自身を証明できるものがなくなるんだろう。自分という存在を支えているのは過去だったりするわけだから。 星野富
正直、経験、と言う言葉が、好きではない。 まあ、経験だって時にはいいけど、経験に頼っていて、それが大成功であると言う人にあまりあった事がないので、経験があるから私に任せろ、みたいな人は、少し距離を取るようにしている。お医者さんとかは経験がある方がいいのかなあ。良く解らない。 ところで、経験である。 インターネットを利用して10年経つから自分は経験が豊かである、と言うのは100%本当ではない。 先日いらしたW女史(52歳)は、インターネットはバリバリ使っており、1日に大量のメールを受け、mixiで遊んでいるが、とある求人サイトを使えなくてうちに来た。申し込みが出来ないといって、マンツーマン(つきっきり)を受けて帰られた。「経験」があまり役に立っていない。(のか、そのサイトがダメダメちゃんなのか。) 良い経験と、拘っちゃいけない経験があるのかも。 今朝、とても早く起きてしまったが、余りにも寒か
今日は比較的静かに朝が始まりました。 6名のシニア・シルバー層が朝一からお勉強されています。 さて、Yさん56歳。 「パソコンって思いもしないことがあるから混乱しちゃうんだよね」と仰います。 今日の彼の「思いもしないこと」はスタンバイに関係する事。 画面が暗いのにランプがついている、ということがどうも気になって仕方ない様子。 スタッフが説明する。 渾身の力を込めて、それはスタンバイになっているのかもしれないと説明する。 「うんうん、そうなんだ。でさ、おかしいんだよね。画面が消えてるのに(以下ループ)」 いや、まったく人の話を聞いていない。 思わず後ろから突っ込もうかと思った。 Sさん80歳。 写真が趣味。 DVDに写真が入らないのはCドライブの空きが小さいからだと思い込んでいる。 原因は写真が多すぎてDVDから溢れてしまうのである。 「DVDは引っ越しトラックみたいなものですからね、積載量
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