伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」をもとにした本作では、東京発・京都行きの高速鉄道に乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯するさまが描かれる。会場には、劇中に登場するマスコットキャラクター“モモもん”カラーに染められた、レッドカーペットならぬピンクカーペットを用意。カーペット沿いにはドリンクの自動販売機、電車の自動改札機やコインロッカー、駅の売店や立ち食いうどん店まで、日本の駅のホームのような演出が施された。 運の悪い殺し屋レディバグを演じたブラッド・ピットは「この映画は僕らが経験してきた状況(パンデミック)に対する、完璧な癒やしだと感じた」「脚本を読むと笑いが込み上げてくるし、撮影現場でもたくさん笑った」とコメント。「ファイト・クラブ」で出会い、かつて自身のスタントマンをしていた本作の監督デヴィッド・リーチに「今や彼は監督となり、彼独自の表現方法を身に付けている」と賛辞を送り、「(撮影