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2006年12月25日のブックマーク (1件)

  • asahi.com:寛容と法の文明の興亡 「ローマ人の物語」全15巻完結 - ひと・流行・話題 - BOOK

    寛容と法の文明の興亡 「ローマ人の物語」全15巻完結 2006年12月20日 古代ローマの、1200年をこえる興亡の歴史をたどった、『ローマ人の物語』(全15巻、新潮社)が完結した。イタリアから一時帰国している著者の塩野七生さん(69)に、古代ローマの魅力について聞いた。 塩野七生さん *    *    * 「古代ローマの及んだ地域には、道路、水道、闘技場などの遺跡が残り、日人も目にしている。これらを、美術や文化として説明するは多い。でも私は、ひとつの文明として、何のためにつくられ、人々がどう考えていたかを伝えたかった」 古代ローマは、紀元前8世紀に都市国家として誕生した。元老院主導の共和政で、地中海をかかえこむほど拡大すると、矛盾も大きくなった。政治変革をめざし、殺されたカエサル(シーザー)の遺志を生かし、後継者アウグストゥスは、帝国としての政治システムを整えた。反動ととられること