自動再生動画(オートプレイビデオ)が登場し、視聴数をどう定義づけるか議論になっている。ページを読み込むと動画は自動再生されるが、閲覧者がその動画広告に注意を払っているかは判断のしようがない。テクノロジーの限界かデジタル広告の新たなる挑戦か、広告主から動画広告の出稿を勝ち取ろうと、動画プラットフォームはそれぞれの定義を策定しようとしている。 数年前のブランド企業や広告代理店は、各社が独自にバナー広告の評価基準を策定し、どの測定方法が基準としてふさわしいのか議論し合っていた。インプレッションとは一体何なのか、たまたま誰かが開いたページに掲載されていた広告のことを指すのか? 今や、それと同じ問いかけが動画広告にされている。自動再生動画(オートプレイビデオ)と、ボタンを押して再生する従来の動画の2つがプラットフォームで掲載されるようになったからだ。 プラットフォーム各社の動画広告視聴測定法の違い