Yahoo!検索はヤフー創業以来の技術・サービスで、いまやその検索ワードは90億種類以上とも言われます。その日本語解析には定評があり、近年はテキストだけでなく、音声や画像からの検索にも対応。社内に蓄積されたマルチビッグデータを活用することで、ユーザーの意図理解やアクション誘導もきめ細かに行われています。今回は検索技術とローカルサービスを担当するVPoEの宇野秀平に、現状の検索サービスと未来の検索のあり方、それを開発するエンジニアへの期待を語ってもらいました。 プロフィール 点在するデータベースを結合し、横断的かつスムーズな検索体験を提供 ヤフーの検索統括本部は、Yahoo!検索、Yahoo!広告、Yahoo!地図、Yahoo!カーナビ、Yahoo!乗換案内など、検索基盤とそれを活用したサービス・アプリを管掌する組織です。これらは多くのユーザーが一度は使ったことのあるサービスだと思います。
私事ですが、11月15日をもってアイティメディアを退職し、約10年関わってきたねとらぼの編集・運営業務から離れました。 いやー10年もいたのかと我ながら驚いていますが、いたらしいです(ちなみになんかモメたりしたわけではなくただの転職)。 そんなわけで、この記事はいわゆる退職エントリというやつになります。 ねとらぼという得体の知れないサイトのわりと初期から関わらせていただき、10年かけてそれなりの規模にまで育ててこれたというのは、なんだかんだで自分にとってはかなり貴重な経験でした。せっかくなので、ねとらぼがどのようにしてあの形になったのか、中の人は日々どんなことを考えて更新していたのかなど、怒られない程度に書き残しておきたいなと思います。 (といいつつ結構いろいろ書き散らかしたので、怒られたら五体投地してすぐにごめんなさいする所存です) 自分がねとらぼでやったこと自分がアイティメディアに入社
こんにちは、取締役の id:onishiです。 Hatena Developer Blogでは、新しい連載企画として、卒業生訪問インタビューをはじめます。創業からはてなの開発に関わってきた私 id:onishiと、CTOの id:motemen、チーフエンジニアの id:onkが、いま会いたい元はてなスタッフを訪問してお話を伺っていきます。不定期更新で続けていければと思いますので、ぜひお付き合いください。 初回にお迎えしたゲストは、現在シリコンバレーのスタートアップ企業Launchableでアプリケーションエンジニアをしている id:ninjinkun(敬称略)こと、浅野慧さんです。はてなブログで近況を定期的に発信してくれているので、身近に感じていましたが、しばらく直接お話できていないので、この機会にお話を聞きたいと思ってお願いしてみました。id:ninjinkunとの出会いは2008年の
一休のSaaSサービス「RESZAIKO」開発チームは、フロントエンド開発における時系列に基づく状態遷移、宣言的プログラミングをバックエンド開発に採用。開発時のアーキテクチャやコンテキストのギャップを軽減するチャレンジに挑んだ。その取り組みやアーキテクチャについて、CTO伊藤直也氏が語った。 きっかけは、フロントエンドとバックエンドの技術的関心事のギャップ 株式会社 一休 執行役員 CTO 伊藤 直也氏 今回のイベントで、「RESZAIKO」のバックエンドチームでチャレンジした開発手法について語ってくれたのは、株式会社一休のCTOを務める伊藤直也氏だ。伊藤氏はまず、今回のTypeScriptでのGraphQLバックエンドを開発するに至った背景を、「フロントエンドとバックエンドの技術的関心事と開発スタイルのギャップ」だと切り出す。 例えば、フロントエンドがReactで開発した場合、React
大量に蓄積されたデータを活用するためには、データ分析基盤の構築が必要になる。だが、専門知識を持つ人材やデータ分析にかける予算確保は容易くはない。そこで、電通国際情報サービス(ISID)の全社横断的な研究開発部門である、X(クロス)イノベーション本部ソフトウェアデザインセンターの佐藤太一氏が、自らの経験をもとにDataflowとBigQueryで大規模データ分析基盤を実装する方法を紹介。その際に重要となるコスト観も合わせて解説した。 データ分析基盤構築における考え方とシステムアーキテクチャ 佐藤 太一氏 株式会社電通国際情報サービス(ISID) Xイノベーション本部 ソフトウェアデザインセンター 今回登壇した佐藤太一氏が所属する電通国際情報サービス(以下、ISID)のXイノベーション本部は、全社横断的な研究開発部門。佐藤氏はGitHubやJIRAなどの現代的な構成管理ツールの利用促進や部門横
トヨタとNTTグループは、コネクティッドカー向けICT基盤づくりのための技術やノウハウを共有し、2018年より3年に渡って実証実験を行ってきた。スマートモビリティ社会を実現に向けて、どのようにICT基盤作りに取り組んできたのか。技術課題へのアプローチや実証実験の成果など、その舞台裏を語る。 登壇者プロフィール トヨタ自動車株式会社 コネクティッドカンパニー コネクティッド先行開発部 InfoTech 主任 高橋 克徳氏 株式会社NTTデータ 技術開発本部 デジタル社会基盤技術センタ シニアエキスパート 葛西 亮生氏 NTTコミュニケーションズ株式会社 BS本部スマートワールドビジネス部 スマートモビリティ推進室 船引 魁人氏 日本電信電話株式会社 NTTデジタルツインコンピューティング研究センタ 研究員 磯村 淳氏 日本電信電話株式会社 NTTデジタルツインコンピューティング研究センタ 研
コロナ禍でリモートワークを導入する企業が増え、オフィスの場所や通勤に縛られない働き方が可能となってきた。東京から地方に拠点を移すという選択をする人も増えてきたが、「地方への移住」に不安を感じる人も少なくないだろう。そこで今回は、東京在住の久松剛氏が、東京から沖縄、大阪へと拠点を移したエンジニアの本音に切り込んだ。建前なしの徹底討論セッションをレポートする。 沖縄に移住してからQOLが爆上がり。不眠症がなくなった freee株式会社 沖縄拠点テックリード 松嶋 智え氏 まずは沖縄に移住して5年目、現在はfreeeでフルスタックエンジニアとして活躍する松嶋氏が登壇した。松嶋氏は、ゲーム開発会社でエンジニアとしてのキャリアをスタート。その後、ビジネスアプリの開発企業に転職するが、モチベーションが高まらずに退職。 しばらくはエンジニアから離れていたが、Web開発案件でエンジニアという仕事の魅力を再
SWOT分析とは、企業や事業の現状を分析するためのフレームワークです。戦略や方針を明確にするために有効で広く活用されていますが、実は個人のキャリア戦略にも役立つというSWOT分析の第一人者・嶋田利広さんに、そのやり方と活かし方を聞きました。 Photo by Adobe Stock SWOT分析とは何か SWOT分析は、1960年代にアメリカで開発されたマトリックスを使った分析方法です。主にビジネスユースで、内部要因である企業の「S:強み(Strengths)」と「W:弱み(Weaknesses)」、外部環境である「O:機会(Opportunities)」と「T:脅威(Threats)」の4項目に整理して分析することから、頭文字をとってSWOT分析といわれています。 SWOT分析では、内部要因と外部要因は下記のような視点で抽出します。 強み:自社が持つ具体的な経営資源(ノウハウや人材、機能
エンジニアが技術発信するのはもはや珍しいことではないが、継続的に技術発信するエンジニアはまだまだ少数だ。だが、インプットしたことをアウトプットする技術発信は、誰かの役に立つだけではなく、セルフブランディングや自己成長にも役立つ。そこで技術発信活動の第一人者である、ゆめみの無職やめ太郎(本名)氏、LINEのuhyo氏、ピクシブのうさみけんた氏が集結。定期的に技術発信をするための秘訣を披露した。 ピクシブうさみけんた氏が語る、技術発信の信頼性を高めるポイント ピクシブ株式会社 うさみけんた氏 最初に登壇したうさみ氏は「ピクシブ百科事典」をはじめ、ピクシブのPHPで書かれているWebサービスを開発するエンジニアだ。Emacs LisperやPHPerとして、個人的にEmacs PHP Modeを開発している。PHPerKaigiコアスタッフとしても活動しており、昨年はPHPカンファレンス実行委員
この連載では、注目企業のCTOが考える「この先、エンジニアに求められるもの」を紹介。エンジニアが未来を生き抜くヒントをお届けします! ニフティ、はてな、グリーなど、日本のIT黎明期をけん引してきたベンチャー企業でサービス開発をリードし、エンジニアとして広くその名を知られた伊藤直也さん。 2016年には宿泊・レストラン予約サイトを運営する一休のCTOに就任し、大きな注目を集めた。 あれから6年。『一休.com』『一休.comレストラン』のUI/UXは飛躍的に向上。新型コロナウイルス感染症の影響で旅行・外食業界が苦戦する中でも業績は好調だ。 しかし、伊藤さんがCTOに就任した当時、同社はさまざまな技術的負債を抱えており、開発課題が山積みの状況だった。 伊藤さんはなぜ、一休にジョインすることを決めたのか。開発組織の変革のために取り組んだこととあわせて、伊藤さん自身が一人の技術者として成長を続ける
2022年10月1日に開催された #postdev での発表です
うちの会社に、元キーエンスのとても優秀なセールスパーソンがいます。前職では、営業所の過去最高売上を何度も叩き出していた人です。 (↑Forbesにも取り上げてもらいました) 彼を採用したのは「新規事業」のセールスをしてもらうため。 ぼくらは「スタートアップファクトリー」を運営しています。革新的なスタートアップを次々生み出すビジネスモデルで、この1年ほどでvertical SaaSを中心に、10以上の事業を立ち上げてきました。 新規事業のセールスは、一般的な営業と比べてもかなり難しいです。 まだ商品がこの世に存在していない段階で「完成したら導入するよ」という内諾を得ないといけない。 彼が入社する前は正直、なかなか思うように成果が出ていませんでした。 しかし彼が来てから、事業は驚くほど加速しました。入社するなりすごい勢いで、アポや購入の内諾をとりつけていったのです。 いったい彼は、他のセールス
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