2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、解決の糸口を見いだせぬまま10カ月となる。英王立防衛安全保障研究所(RUSI)が11月に公表した報告書や当事国・周辺諸国の関係者の証言などから開戦当初を振り返ると、ロシアの侵攻やその帰結を巡る当事者や米欧諸国の見立ては大きく食い違い、事態の正確な予測が極めて困難だったことが浮かび上がる。例えばロシアは、侵攻開始後10日ほどで作戦を完了して占領し
【ロンドン=中島裕介】トラス英首相の後任を決める与党・保守党の党首選で、出馬の是非が注目されていたジョンソン前首相が23日夜(日本時間24日早朝)、立候補を断念した。複数の英メディアが一斉に伝えた。前回党首選の決選投票で敗れたスナク元財務相が23日夜の段階で、党下院議員357人中約150人の推薦を集めており、優位な立場に立った。英BBCによると、ジョンソン氏は出馬断念の声明で、今なお自身への党
【シリコンバレー=佐藤浩実】新型コロナウイルス禍で定着したハイブリッド勤務で、従業員が効率的に働いているか確信を持ちにくくなった――。米マイクロソフトが22日に公表した調査で、主要国の企業管理職の85%がこんな不安を抱いていることが明らかになった。従業員の働きぶりを過度に心配する「生産性パラノイア」が古い働き方への回帰や人材流出を生む要因になっていると指摘する。日本や米国など11カ国で計2万人
新型コロナウイルスの流行「第7波」が猛威をふるう。制限と緩和を繰り返す「ハンマー&ダンス」が影響しているからなのか、それとも季節要因か。日本の流行曲線はなぜか夏と冬にヤマができる波形になる。2020年3月にパンデミック(世界的大流行)が始まった当初、京都大学の西浦博教授がコロナとの闘いを野球に例え、長期戦を予想したのを思い出す。今回、7イニング目となる終盤に入り、国の戦術には変化がみえ
【ロンドン=共同】新型コロナウイルスの感染対策の効果を実証するため、英政府が大人数の観客の入場を認めた6~7月のサッカー欧州選手権で、観客計約6400人が感染したとみられることが、政府が20日に公表した調査報告書で明らかになった。調査した研究者らは、密接状態で「ウイルスがいかに容易に広がるかが示された」と指摘、注意を促している。10カ国11都市を会場とした同選手権のうち、ロンドンの競技場で開催
2020年8月20日の日本経済新聞朝刊1面に「ワクチン賠償 国が責任」という記事がありました。新型コロナウイルスのワクチンを使って健康被害が生じた場合、政府が製薬会社の代わりに賠償する方針です。なぜそのような枠組みが必要なのでしょうか。 ここが気になる世界で開発されているコロナ向けのワクチンは160種類以上ありますが、そのうち臨床試験に入っているのは30種程度です。将来ワクチンを確保するため、実用化できるか分から
【シリコンバレー=佐藤浩実】米国で新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。全米の累計感染者は9日、500万人を超えた。増加のペースはやや落ち着きをみせるものの、検査数の減少が影響しているとの見方もある。依然として1日1000人超が亡くなるなか、中西部の都市では大規模イベントが開かれ議論を呼んでいる。米ジョンズ・ホプキンス大学によると、米国の累計感染者数は米東部時間9日午後4時(日本時間10日
2018年9月、米ニューヨークで「World Umami Forum(ワールドうま味フォーラム)」を開催し、世界に向けてうま味発見110年を発信した味の素。うま味で世界の食をリードしてきたが、うま味にまつわる課題も発生。その課題にどう取り組んできたのか、西井孝明社長に聞いた。(前回の記事は、「スマートクッキングはうま味のなせる技 味の素社長」)――18年9月、うま味発見110年を記念する「ワール
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