変形性股関節症の治療 変形性股関節症の治療には、関節の負担を減らす「生活改善」、関節を動きやすくする「運動療法」、炎症を抑える「薬物療法」、症状が進行している場合に行われる「手術療法」の4つが挙げられます。 この記事では生活改善と運動療法のポイントについて解説します。 薬物療法についてはこちら 手術療法についてはこちら 生活スタイルの改善 変形性股関節症は、歩く、しゃがむ、立つといった生活動作でかかる負担によって徐々に進行し、悪化します。そのため、日常生活で股関節にかかる負担を可能な限り軽減することが大切です。 例えば、正座をしたりあぐらをかいたりすると、股関節を深く曲げて座る姿勢になるので、股関節に過度の負担がかかります。できるだけ避けることが望ましいです。 生活改善① 洋式の生活 和室での生活スタイルではなく、いすを使い、なるべく洋式の生活にしましょう。足を深く曲げたり、その状態から足