インド・コルカタ(Kolkata)郊外で、市に雇われて道路の清掃をする女性たち(2010年3月8日撮影)。(c)AFP/Deshakalyan CHOWDHURY 【3月9日 AFP】アジアでは差別的な医療やネグレクト(育児放棄)、または胎児の選別により、中国とインドを中心に約9600万人の女性の命が失われている――。国連開発計画(United Nations Development Programme、UNDP)は8日、こうした報告書を発表した。 国際女性の日(International Women's Day)に合わせて発表されたこの報告書は、「経済力」「政治参加」「法的保護」の3分野における女性の権利向上の必要性に焦点をあてたもの。 それによると、アジアでは、男児の方が好ましいという古い考えに基づいた女児の殺害や中絶が男女比の大きな不均衡を生み、この問題は急速な経済発展にもかかわらず
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