中国陜西(Shanxi)省西安(Xian)の露店で売られるコオロギ(2006年12月7日撮影、資料写真)。(c)AFP 【10月7日 AFP】コオロギのオスは、つがいでいる時に危険に遭遇すると、自分が食べられてしまうリスクを犯してもメスを先に逃がすという研究報告が、6日の米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。 英エクセター大(University of Exeter)のローランド・ロドリゲス・ムノス(Rolando Rodriguez-Munoz)氏の研究チームは、赤外線ビデオを使ってスペインで野生のヨーロッパクロコオロギを観察した。すると、人間で言えば男性がドアを開けて女性を先に通すように、オスがメスを先に巣穴に逃げ込ませている様子が映っていた。 ムノス氏はこの観察結果について、「騎士道精神」が人間だけに限られたものではなく、また教育や知性とも関係
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