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ブックマーク / blog.tinect.jp (4)

  • 「天気の子」の真の主題は、Amazon倉庫の労働者のような「システムの犠牲になる個人」だった。

    新海誠監督の「天気の子」をみた。 前作である「君の名は」が一般向けにも非常にわかりやすい作風だったのに対し、今回の天気の子は物凄く読み解きがいのある芯の入った作風で大変に面白かった。 一部では既に話題になってるが、ストーリーの仕立て方がパソコンのビジュアルノベルゲームを感じさせる作りであり、これを一般向けに映画館で放映したことには正直驚愕した。 どう見るかは人それぞれなのだろうけど、僕はこの物語はシステムを念頭において解釈していくのが最も面白いと思った。 以下、順々に僕の解釈を書いていくことにする。 効率の良いシステムを形成する事の代償 私達は暮らしやすさを作り出すためにシステムを構築する。 そこでは逸脱者は基的には受け入れられない。 システムはシステムの中にいるものには優しいが、そこから外れるものにはものすごく冷たくなる。 冒頭の主人公が受ける厳しい境遇は、システム都市東京がまるで彼を

    「天気の子」の真の主題は、Amazon倉庫の労働者のような「システムの犠牲になる個人」だった。
    plane25
    plane25 2019/08/08
    はー “東京という都市は、それ自体がまるで1つの意志を持つかのごとく極めて効率よくシステマティックに運営される場であり、そこに住む人達はシステムが効率よく動き続ける為の歯車の一部”
  • 良い人間関係は、衝突することを前提としている。

    あるwebサービスを運営する会社の社長と話をさせていただいた時、「良い人間関係とは何か」という話になった。 通常、良い人間関係というと、 ・気が合うこと ・話が盛りあがること ・お互いを尊重できること などの特徴が挙がってくるが、その経営者は「そんなものは良い人間関係とはいえない」と言った。 「僕は人を多く見てきてるから、よく思うんだけど、「気が合う」とか「お互い尊重できる」とかって、当に苦しい状況に追い込まれた時には、簡単に壊れるんだよね。」 「苦しい状況とは?」 「例えば、一緒に起業したけどうまくいかない、とか。」 「ほう」 「片方の人物がすごく仕事がうまく行っているけど、片方は全然うまく行かず、落ち込んでる、とか。大病を患った、とか。」 「なぜ、壊れてしまうんでしょう。」 「気が合う、ってのがワナだね。多くの人が「気が合う」って感じているのは、実際は衝突がないだけ。表面をなぞってい

    良い人間関係は、衝突することを前提としている。
    plane25
    plane25 2017/11/16
    “ 「簡単だよ。衝突の先にあるのは、対話だよ。相手の話を聴いて理解しようとする姿勢。」”まさにストーミングだ
  • ここは会社だし、あなたは大人なんだから「感想」ではなく「案」を出せ。

    隣で仕事をしている人から、こんな相談があった。 「仕事で、どうも合わない人がいる」 「なぜ?」 「んー、なんと言ったらいいか……。何かを依頼すると、まず否定から入る。」 「具体的には?」 「例えば、セミナールームの席の配置を、表のとおりに変えておいてくれ、と依頼したとする。「わかりました」と素直にいえばいいのに、いつも彼は「この配置、使いにくくないですか?」と難癖をつけてくる。」 「よく捉えれば、改善案を一生懸命考えてくれるのでは?」 「いやいや、いらつくよ。「じゃ、どうすればいい?」と聞くと、「なんとなく使いにくいと思っただけです」って言って、肝心の改善案は出さないんだから。」 なんとなく厄介そうな案件である。 「他には?」 「議事録をお願いしたんだけど、「議事録なんて、誰も見ないですよ」と言うんだよ。わかった、じゃ当にいらないかどうか、部長と課長に聞いてくれ、と言うと「ちょっと思った

    ここは会社だし、あなたは大人なんだから「感想」ではなく「案」を出せ。
    plane25
    plane25 2017/10/13
    “噛み砕いて言えば「感想は、好き嫌いという感情の判断を述べること。案はメリット・デメリットという論理の判断を述べること」と言える” 「なんとなく」を言語化できるように対話すべきだと思うよね
  • 「知識を手に入れるための知識」がない人にとって、Google検索はあまりにも難しい。

    私はGoogle検索が大好きです。 天文学も、サブカルチャー史も、世界史も、ググれば楽しい情報をざくざく掘り出せます。ただし、そのためには工夫が必要ですが。 Google検索は召喚術で、あなたの詠唱能力が試されている 偉大なグーグルウィザードは、Googleという名の巨大な魔法の杖に絶妙のワードを入力し、森羅万象を明らかにする。 ネットの奥底に眠る鉱脈を掘り当て、ときには女子中学生の精霊を眼前にかき集めてみせる。一方、駆け出しのグーグルユーザーは、ぎこちなくワードを唱え、wikipediayahoo知恵袋を呼び出すのが精いっぱい……。 この2013年のブログ記事を要約すると、「Google検索で良い知識を手に入れるには、検索ワードを工夫する必要がある」というものです。 “Google検索は、ありきたりの検索ワードしか入力しない人には、ありきたりの知識しか見せてくれない。だから、興味深い知

    「知識を手に入れるための知識」がない人にとって、Google検索はあまりにも難しい。
    plane25
    plane25 2017/08/09
    “信頼できる情報をピックアップするためには何が必要でしょうか?必要となるのは「事前知識」と「高いリテラシー(literacy, 読み書き能力)」” まあ情報探索の仕方は昔とさほど変わってない
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