コンテンツエリア メインコンテンツ ラウンドガールを務める池永百合(撮影・河田真司) [記事へ]
「Number.677」(文藝春秋)の特集記事「野球魂。」より、特別ノンフィクション「黒田博樹『誰がためにカープを』」(室積光・文)の一部です。 【黒田博樹が肉体でけでなく「心」も両親の何かを受け継いだことは確かだ。 野球を始めた少年野球チーム「オール住之江」でも父が監督だった。お互いやりにくかったようで、父は贔屓していると思われないように息子には殊更厳しくした。 その頃から目標とする選手はいないという。黒田は常に自身の中でフロンティアなのだ。 父がOB(黒田投手の父親である一博さんは、南海で活躍した元プロ野球選手)である関係から、大阪球場で南海ホークスの試合を観戦することが多かったが、ファンというほどでもなかった。 「ただ、観客の少ない試合でも頑張っている選手を見ると自分のために頑張ってくれているように思えたんです。誰かがヒットを打つと、僕のために打ってくれたって」 だから今逆の立場にあ
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