日本維新の会の馬場伸幸幹事長は10日の定例会見で、来年夏の参院選京都選挙区(改選数2)に向け「実際に候補者を発掘していく作業に入っていきたい」と述べ、独自候補の擁立に積極的に動く考えを示した。 馬場氏は、先の衆院選で京都府内の維新の比例票が自民党(約33万8千票)に次いで2位(約26万6千票)だったことを踏まえ、2人区の京都について「候補者を出して活動すれば、当選する可能性が非常に高い都道府県になっている」と分析。衆院選で堀場幸子氏が比例復活を果たした京都1区で「かなりの得票をいただいている」とも述べ、「堀場さんを中心に京都の地方議員とタイアップして党勢を拡大し、次の参院選では京都でも1議席お預かりできるように努力したい」と意欲を見せた。 来夏の参院京都選挙区を巡って、自民党は京都市議の吉井章氏(54)を、立憲民主党は現職の福山哲郎幹事長(59)の擁立を既に決めており、共産党も候補者擁立を