おれの日常の会話というと慣れきった零細企業のオフィスか慣れきった女相手しかいないので、だいたいこの日記とおなじ調子といっていい。表現は大げさで、極端な被害妄想と自暴自棄にまみれている。そこで、女に「弱い犬ほどよく吠える」とかいう言葉が持ち出されてたしなめられることもある。でも、「おれが、セントバーナードやドーベルマンに見えますか? 犬ならば、スピッツとかそのあたりでしょうが。だからキャンキャン言ってんだ、キャンキャン、姉キャン!」と返すことになる。キャンキャン。 まったく、弱い犬は吠えなければいけない。ひと噛みされて死ぬのがわかりきっているから、つねに恐怖に怯え、それゆえに威嚇しなければいけない。窮鼠猫を噛むの例えもあるさ、健康で強くて賢くて優しいおまえたちの片目くらいは潰せるかもしれないぞ。キャンキャン。 そしてまた、インターネットとかいうところ(というかはてなとかいう界隈)でも、ちょっ
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