最近、駅などの階段で、クネクネと波のような形の変わった「手すり」をよく見かける。変わった形なので、一見持ちにくそうだが、重い荷物を持って階段を上がるとき、この手すりがとても使いやすいことに気づく。 この手すりの名前は「クネット」。筆者がこの名前を知ったのはクネットの故郷の地、長崎県佐世保市だった。 この不思議なクネクネした手すりが全国に広まっている秘密に迫ってみよう。 ◇クネットの仕組み◇ 普通の手すりは、斜めにまっすぐなので、滑りやすい、力をかけにくい、といった欠点がある。 それに対して、クネットは「水平部分」と「垂直部分」がある。これにより、握りやすく、滑りにくくなっている。 「水平部分」で「杖」のようにしっかりと体を支え、「垂直部分」で「取っ手」のように体を引きつけることで、従来の手すりより階段の昇り降りが安全で楽になるのだ。 安全な上、手にしっかりと力が入ることにより膝への負担も軽
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