大阪府高槻市は31日、乗務前の検査でアルコール分が検知されたとして、市バスの40歳代の男性運転手を戒告の懲戒処分とした。「蒸しパンを食べた」と説明している。市によると、パンでもアルコール分が検知されることがあるという。 発表では、運転手は10月23日朝の検査で、呼気1リットル中に0・11ミリ・グラムのアルコール分が検知された。運転手は「出勤途中の車内で蒸しパンを食べた。申し訳ない」と反省しているという。 道路交通法の酒気帯び運転の基準値は0・15ミリ・グラムだが、市の内規では0・07ミリ・グラムを基準としている。市の担当者は「パンや栄養ドリンクでも反応することがあると指導してきた。たとえパンが理由でも、運転のプロとして厳しく対応した」と話している。
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