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ブックマーク / mamico.way-nifty.com (43)

  • サイトの「ユーザー老化対策」10ポイント - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    最近、や新聞をちょっと遠ざけて見るようになった…ということはありませんか? 早い方だと40歳くらいから始まる目のかすみ、焦点が合わなくなる感じ、それ、「老眼」かもしれません。 徐々に進む老眼、なかなか変化は気付きにくいもの。 確かに、目はかすむし、小さい文字は読みにくくなったけど、ウェブの操作は前と変わらないよーとお思いではありませんか? 1分半ほどお時間をいただけますか? 下のスライドを見て下さい。 1分23秒目で50歳女性と26歳女性の見え方の違いが出てきます。(お急ぎの方はそこまでで問題ありません。全部見ると4分ちょっとあります。) 並べてみると、実はこんなにスピードが違うんですね。 視点を画面に合わせるのも、画面を見渡すのも、若い人とは大きく違うのです。 なので、もし、サイトのユーザーが45歳以上であれば ユーザーがネットに慣れている・慣れていない関わらず ウェブサイトは老化対策

    サイトの「ユーザー老化対策」10ポイント - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
  • シニアも使えるウェブサイトを作る時の5つの留意点 - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    最近、デジタルシニアという言葉を聞くようになりました。 いまどきのシニアは、昔からパソコンを使っているからもう若者と一緒でも大丈夫だろう、という意見も耳にします。 ちがあう。ちがあう。と大きく異議を申し立てたい所存でございます。 年齢が高くなれば、体は老化いたします。 それは、避けられない真実であります。 昔よりも記憶力が落ちたなあとか、想像力が落ちたなあとか、30歳代の疲れたおにーちゃんでも言うのだから、いわんやシニアをや。 #かくいう私ももともと記憶力が半端なく悪いんですが、最近輪をかけてマズクなっている気がするので、脳を鍛える計算ドリルを始めましたぞ。 そう、人間は、日々、衰えている。 だから、その人が何十年パソコンを使っていようが、インターネットをやっていようが、加齢により若者とまったく違う行動が出るのは当然のことなのです。 なので、シニア層にも使って欲しいな、と思うサイトは、老化

    シニアも使えるウェブサイトを作る時の5つの留意点 - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
  • 立場が違えば、見えるものが違う。 - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    タクシーに乗って道案内?をすると、少なくない、タクシーの運転手さんに言われる。 「お姉さん、車乗らないでしょう」 実際、その通りである。 話を聞くと、私の道案内は歩行者の目線らしい。 建物、建物の特徴、お店の名前で道案内をする。 車を運転する人は、できれば信号単位で教えてほしいとのこと。 分かってはいるのだが、いまだにうまく道案内ができない。 いる立場が違えば、見えているものも、感じているものも全く違う。 だから、ユーザーテストが大切なのだ。 ユーザーテストは、ユーザーさんに実際に操作をしてもらうことで、自社サイトの問題点であったり、使う人に物足りない機能、気づいていない機能やサービスを修正するために行う。 立場が違えば見るものが違う。 慣れた人と慣れていない人では見えるものも、感じることも違う。 先日入ったKさん(62歳男性)は、インターネットを最近始めた。 Kさんが先日行った旅館のサイ

    立場が違えば、見えるものが違う。 - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
  • 「一般の人」が迷わないウェブサイトの4つの守るべきポイント - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    アイトラッキングを導入し、遊び始めて早半年。 色々なECサイトさんにお越しいただき、実験(遊び)を重ねて参りました。 弊社のお得意なシニア層だけではなく、大学生から50歳代くらいまでの比較的若い方を調査対象にしていたのですが、ネットで遊び倒していない大学生などは「あいや、シニアか」と思うような行動も多く、実は、シニア層と学生の遊び倒していない層は学習能力の差はあるものの、行動には大きな差はないのではと、思う日々。 大学生もケータイがメインになってきているので、PCで「遊ぶ」ということをしない。 確かに、外で友達がたくさんいればパソコンってあまり使わなくてもいい。(レポートと、簡単な調べものくらい)ということで、学生さんを見ていても、意外とビックリなことが多かったです。 その内容については不定期にサイトに挙げているのですが、今日は全てのサイトに共通して言いたい「サイト運営なら以下の事は最低限

    「一般の人」が迷わないウェブサイトの4つの守るべきポイント - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
  • 老いの基準? - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    運営しているパソコン教室は年賀状シーズンで、毎日が年賀状祭りである。 この時期にしかいらっしゃらない人もいらして「1年ぶりにお会いできました!」と色々な意味で再会を喜ぶこともある。 1年に1回お会いすると、75歳くらいからざっくり老いるなあ、と感じる。 しかし、60歳だった人が、5年後に65歳になると、60歳のころの勢いはない。徐々に老いていく。 シニア層を観察する仕事をやっていることもあり、どうして「老いた」と思ってしまうのか、常々考えている。 「判断力が鈍くなる」「新しいものに対して拒否感が出る」「視野が狭くなり気付かなくなる」「聴覚が弱まり、うまく聞き取れないから理解が難しくなる」「聴覚が弱まるので、聞いたことを整理するのに時間がかかる」 女性は比較的若く見える方が多い。しかし、教えていると「あれ?この人、実年齢はかなり上だろうな。。」と思い、データを見ると、確かにご高齢だ。見た目の

    老いの基準? - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
  • エラーもしくは確認メッセージとシニア - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    教室にかかってくる質問電話の半数は「エラー(もしくは確認)メッセージ」である。シニア層や初心者にパソコンを教えたことがある方なら一度は遭遇したことがある「パソコンに怒られた!」というSOSメッセージFrom人間。 「パソコンは何と言ってますか?」 「よくわかんない」 「読み上げていただかないと、こちらも電話じゃ解らないです」 「インクが切れてます」 「・・・・インクが切れているんですよ・・・」 こんな会話、日常茶飯事である。 落ち着いて画面を読めばいいのに、タスクバーで点滅していたり、黄色く警告が出ているだけで、なんでそんなにパニックになるんだろう? 先日も、メールが通じない、という人がいたのだが、送受信をするとなんかエラーが出るという。「だからキャンセルを押しました」 「だから」じゃなくて、そのエラーの内容を確かめないと!!! 「でも・・・」 「でも、じゃないです。そうでないと、話が前に

    エラーもしくは確認メッセージとシニア - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
  • 世代?年代?インターネット! - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    ここのところ、とても忙しかった理由の一つとして、面接を行っていた、ということがある。 弊社パソコン教室のインストラクターの採用面接である。 欠員が出たわけじゃないのに、なんとなく、教室が回らないため、追加採用となった。 なので、今回の採用の目的は「即戦力!」 未経験でもいい、知識がきちんと合って、ユーザーの側に立とう!という意識がある人を重点的にチェックした。 採用広告には「パソコンが好きで、パソコンの楽しさを伝えたい人!」という内容を提示。 不況の影響か30名近くご応募頂き、18名、面接を行った。 試験問題、というか、良く聞かれる 1)「マイコンピュータとマイドキュメントってどう違うんですか。」というキレ気味質問 2)「Yahoo!グーグルって何が違うんですか」という質問 3)「パソコンの維持費用っていくらですか」という質問の意図を質問者に質問しなければいけない質問 4)「楽天ってなん

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  • ウェブサイト制作ガイドライン発売開始のお知らせ - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    新年あけましておめでとうございます。 年もよろしくお願いいたします。 今年も年をとることが楽しくなるような、シニア・シルバー層の生活を提案できれば幸いです。 シニア層・シルバー層ビジネスのことであれば、まずはお気軽にご相談ください。 さて、早速ではありますが、さまざまな企業様からウェブサイトのことについて相談を受けることがあります。 その相談の中には企業様特有のものもあれば、皆さん同じところで悩んでいるんだなあ、迷っているんだなあと感じることも少なくありません。 そして、この度、約5年間に渡り定期的に行ってきたウェブサイトユーザビリティ調査や、自社のパソコン教室事業を通して触れてきたシニア・シルバー層の生の声、1,000回を超えるシニア向けインターネット利用講座から得られた忌憚のない意見を収集し分析した結果から導き出した、シニア層も使えるウェブサイト制作時に守らなければならない最低限のル

    ウェブサイト制作ガイドライン発売開始のお知らせ - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
  • シニア層との遭遇-K君の場合。 - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    最近、弊社にインターンのK君が入った。なんて勇気のある人なんでしょう(笑) K君は某大学某研究室でヒューマンインターフェース系の研究をしている。 「高齢者の操作を見たいんです★」と飛び込んできた彼に「じゃあうちでアルバイトをしよう」ということで、インターン第1号となった。 さて、だいぶ慣れて来たと思われるK君に、入る前と入った後どう変わった?ということを書いてもらった。 それをここで披露しましょう。もちろん、了解は取ってあります。少し改変してます。 ★入る前の「高齢者」像(思い込みの怖さ) 高齢者=孫 と思っていた。また、高齢者は積極的に情報を探すパワーがない、受け身の姿勢と考えていた。 ★入った後の「高齢者」 キーボードやマウスは大きな障害だと思っていたが、それを乗り越えてエクセル、ワードに取り組むシニアに驚いた。基操作を覚えたシニア層はそれぞれの目的に向かって想像以上に意欲的だった。

    シニア層との遭遇-K君の場合。 - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
  • ショッピングモール - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    今日は団体講習会の日である。 今回集まったのは女性のみ、「買い物ですよ!」と告知していたので、好奇心旺盛な女性が集まった。 年代は62歳~76歳と幅広い。インターネット利用暦は1年以上4年未満、というところだろうか。 日見たのは、Yahoo!楽天、Bidders. 化粧品と蟹を探して大盛り上がり。「この場で買いたい!!!」という声も続出して、このようなノリで納豆ブームが作られたんだなあ・・・・とちょっと思う。(「だって、売れてるって書いてあるわよ?」「おいしいって書いてある」←ネット情報に触れることが少ない人にとって「発表されること」は当だと思うようだ。まずは疑ってかかる私とは大きくお育ちが違う。) 順位?については、まとめたら家コラムで発表いたしますが、とりあえず私がざっくり気づいたことの雑感。 1)カートへボタンが見つからない 各社モールの場合、カートボタンが規定のものになって

    ショッピングモール - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
  • マウス、使えますか - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    先日、55歳のSさんが涙目で私のところに来た。 「マミコさん、この間、私会社で、『あら、Sさん、マウス使えるの?』って聞かれたの。私、マウス使えてないのかも。どうやったらマウス使えるようになるんだろう?」 Sさんはパソコンが大嫌いである。 とはいえ、大嫌いじゃ世の中渡っていけなくて、最初のうちは当に当に嫌々いらしていた。 最近ようやくパソコンと会話ができるようになり、「仕事が楽しくなってきた」という矢先の話である。 「マウス使えるの?」と聞いてきた同僚さんの真意が解らない。 Sさんですら、真意がわからないのだから、私に解るはずがない。 ショートカットキーを駆使して操作をしていた人に「マウス使えるの?」と言ったのか、マウスをパソコンの基と捉え、パソコンが使えるのか、と言う意味で「マウス使えるの?」と聞いてきたのか。 とはいえ、落ち込ませてはいけないので 「Sさん、大丈夫。あまり深く考え

    マウス、使えますか - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
    pmakino
    pmakino 2008/06/22
    「独学で入ってきた人は、皆不思議なマウスの持ち方をする。 手首が折れ曲がっているのだ。」<確かにうちの親もマウスの持ち方がおかしい。正しいマウスの持ち方を最初に叩き込めば後がズムーズなのかもしれない。
  • 性能と機能 - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    Tさん(75歳)がいらした。 今度、パソコンを買おうと思っているんだよ。 ところで、みんなGoogleというのが入っているらしいんだけど、 どのパソコンを買えばGoogleというのが入っているんだろう? Sさん(64歳)が言う。 パソコンって偉そうよね。 出来ない私を馬鹿にしてるって感じ? Yさん(70歳)が言う。 できることは少なくていいよ。 そんなに使いこなせないんだもん だから、安くていいんだよ 機能が少なくていいから安いのが良くて、といいつつ、アレがしたいコレがしたいといいつつ、起動時間が遅いと怒るシニアは多い。 解っていない人は、性能と機能の違いが解っていないということだ。ということをうちのスタッフが力説していた。 機能が少ないと安く感じる。 できることが少ないんだから安いんでしょ? でも、やりたいことは簡単だからできるでしょ?だって、パソコンでしょ? 名簿作って、その中から亡く

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  • 難しいの線引き - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    「難しいことはやりたくないんです」とF女史が言う。 私はこの手のせりふを聞くと少しむっとする。 F女史は50歳代後半、自営のウェブサイトを作りたいとうちの教室に通っている。 現在、彼女が抱えている「難しい」はフォルダについてである。 ウェブサイトを作ったがフォルダがめちゃくちゃ。ファイルがデスクトップにあったり、マイドキュメントにあったり、USBメモリにあったり・・・。 使える人には信じられない話だろうが、初心者に(初心者でなくても)ファイルとフォルダの関係を感じさせるのは非常に困難である。 私が教える職業に就いたときに、どうしてそんなにみんなフォルダの概念がないのか解らなかった。 ちなみに、昨日いらしたT女史(70歳代後半)は「私の書類はワードの中に入っている」を繰り返し、新人のSが涙目になっていた。「僕の言いたいことが、うまく伝わらないんです・・・」彼は入って日が浅いので、全く解ってい

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  • 使いやすさは教えやすさ? - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    当社はパソコン教室も運営しているために、パソコン教室向けにソフトウェアの売り込みがよくある。 特に、シニア向けパソコン教室と対外的にうたっているため、「うちのソフトがどれだけシニアにとって使いやすいか」という売り込みがある。 先日は、アルバムソフトの売り込みがあった。 息継ぎをせずに話す人だったので、お帰りになるまで呼吸ができずに死ぬかと思った。 さて、そんなことはさておいて。 そのアルバムソフト。 「使いやすいんです」 「直観的に操作ができるんです」 が売り文句。 「例えば、随分前のネット調査で、2.8%の人しかマイピクチャの中でフォルダわけできない、写真が混在してしまうというのが悩みだというのが出ました」 ふむふむ、なるへそ 「シニアにとって、デジカメの管理はひっじょーに難しいのですっ。」 「だいたい、マイピクチャーがいかんのです。」 (そりゃ遺憾だ。)心の中でおやじギャグを飛ばさない

    使いやすさは教えやすさ? - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
  • メニューのプルダウン - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    最近、フォーム中のプルダウンはあまり大きな問題ではなくなってきた。 これはひとえに慣れたせいとも言えましょう。 大きな問題はホイールを使っている人が、プルダウンメニューにフォーカスが当たっていることを気づかずにコロコロしてしまい、気づかずにコロコロされているくらい。大抵の人はそのまま先に進んでしまう。だから、間違いではあるけど、彼らがイライラを感じることはない。ただ、ちょっと顔をあげて、「どうして画面がくるくるしないの?」と質問が出るが。まさかプルダウンの中がくるくるしているとは露ほど思っていない。 ただ、グローバルメニューの部分がプルダウンになっているとどうしてもうまく扱えない。 なんでだろう?とじっとみていたら、どうもシニア層はマウスでメニュー部分をなぞりながら読んでいる。 メニューの部分にマウスをあてて声に出す。「ホーム」「商品一覧」・・・ となると、マウスを当てた部分にプルダウンが

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  • ムイシ菌 - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    「インターネットの嫌なところは、間違ったら取り返しがつかないことなんだよね」 と、某男子が言う。男子とはいえ62歳ですが。 「ちょっと押し忘れただけとか、ちょっと押し間違えただけで、変なところに飛んでいくでしょ?あれが嫌でね。直ぐ閉じちゃう」 「たとえば、」と彼が続ける。 「この間買おうとして、かいものかごボタンを押して、何か押しちゃったんだよね。買えたかどうか解らなかったからもう一回カゴボタンを押したら、なんと同じが2冊届いちゃってさー。」 ムイシ菌という菌がいる。と思う。 もやしもんには出ていない。(笑:ラブ★オリゼー) 無意識の菌である。 どうも歳をとるとこのムイシ菌が増殖するらしい。 彼らはインターネットをしている最中やパソコンをしている間に、ムイシ菌の絶大なる効果により、何かをしてしまう。彼らがしているのではない。菌がしているのである。 そのムイシ菌が何かをすると彼らはパニッ

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  • 考えるの、お嫌いですか。 - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    あっというまに3月も終わり。 桜も満開@東京、つらい花粉の季節もそろそろ終わりです♪ さて、当社で受けていた新宿区の講習会もワンクールがそろそろ終わります。 延べ600名とか、もう数え切れない方にお越しいただき、めまぐるしい1年でした。 今日は今年度最後の授業です。 授業の最初には自己紹介をします。 「○○です。覚えても直ぐに忘れちゃいます。」 「××です。覚えることはあきらめました。楽しめればうれしいです」 そんな自己紹介。 そんな中、今日の人 「私は後期高齢者になったので、考えるのが億劫です。」 考えるのが嫌です。 歳をとったので勉強したくありません。 そんな言葉をよく聞く。 当は、学ぶことはとても楽しいのに、多くの人は「考えたくない」という。 とあるユーザーテストをしていて、説明書を読んでいただくのだが、説明書、それもものすごく解りやすく描いたつもりなのに、文字を見た瞬間に「文字嫌

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  • シニア層と検索根性 - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    シニア層に「インターネット」を教えていると、良く言われる。 「へー。そんなことまで調べられるんだ」 「どうやって調べたの?」 たとえば、こだわった旅行に行きたい。 そうすると、私は何時間でも探す。 いくつか良さそうなホテルを見つけたら、海外の口コミも国内の口コミも全部総ざらいして、そして各サイトの値段も洗い出す。それって2,3時間、時には半日以上、一緒に行く人達の意見も聞いて打ち合わせなどをしたら下手したら1週間位検索しまくる事がある。 だから、良いサイトにも当たる。(と思っている。多分、私が知らないサイトはきっとあなたが知っている。) 検索をしていて「間違えちゃったなあ」とは思わない。 「ああ、私の思惑とは違う場所だから、戻ればいいじゃない。」 先日、ゴルフのことを探したいと言う妙齢の女性がいて、横でつらつら見ていたら、なんらかの検索キーワードをいれて、情報商材のページに当たった。 彼女

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  • シニア層と脱PC - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    私には1日以上PCをあけないということが我慢できない。 お酒は1日我慢できてもPCは我慢できない。 一方、我が姉は同じ姉妹かと思うくらいPC音痴である。 一時期、弊社の教室に恥ずかしながら通わせたくらい、まったく何もできない。 通わせた後も何も使っていないらしい。「この間小学校のPTA?の議事録を打った」と自慢げにいっていたので、たぶん、その程度だろう。「ママはゲームくらいしかしないよね!」は甥の談。 ちなみに、私はPC以外の機械はほとんど使えない上に方向音痴であり、車も乗っていない。姉はビデオや携帯を使いこなしている上に、方向音痴ではなく、車庫入れがうまい。だから、別にPCが使えるからといって私は姉に対していばれないのだが。 最近知ったが、姉が携帯でMixiをやっているらしい。私も一応Mixiに入っているが、携帯で見たことはない。時代遅れなのかもしれない。(ちなみに、妹もMixiをしてい

    シニア層と脱PC - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)
  • 全角か半角か - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)

    「全角?半角?」 シニア層のよくあるダントツ質問である。 インターネットで買い物をしたことがある方なら、必ずこの質問をする。 次いでこの質問 「全角?半角?私が打っているのはどっち?」 かれらに全角か半角かの区別はつかない。 とある入力フォームに入力していたAさん。 「全角?半角?」 「あー、数字は半角って書いてありますね」 「ふーん、半角ね。あ、でも、私数字は大きい方がいいの。」 ちなみにここでいう「大きい」は全角の事だ 彼女は何わぬ顔して全角ではなく、大きい文字を入力し始めた。 そしてEnter.あーあ、半角だよ、って言っているのに全角で決定しちゃった・・・。 っていうか、全角、半角って私に聞いておいて、結局勝手理解で、なんだその「大きい文字」って。 そんな選択肢、最初の話にはなかったのに。 私と仕事、どっちが大事?と言われて「いや、事かな」と言ってしまう何とかに似ている。あ、妹だ

    全角か半角か - シニア現場の隅っこ。was使いやすさを考えてみる。(アクティブシニア・シルバー層の現場から)