京都府亀岡市は4月1日から、家庭ごみの分別方法を変更する。紙や草木の区分を新たに設けるほか、プラスチックは容器包装以外も一括して集める。細分化でより資源化を進め、ごみの減量につなげる。 市では現在、埋め立てごみや容器包装プラスチックなど15区分で収集。一方、燃やすごみのうち13・3%は紙類が占めるなど、リサイクルができるのに廃棄されている場合も多い。有識者や市民らでつくる審議会で議論して変更を決めた。 新たに追加されるのは紙、草木、小型金属の3区分。紙は自治会やPTAなどによる集団回収を優先し「回収日に出しに行けないといった場合にだけ、市の回収を利用してほしい」(市資源循環推進課)とする。草木は落ち葉や剪定(せんてい)枝などのほか、木製の家具も太さ10センチ、長さ50センチ以下に限って出すことができる。 プラスチックは従来、容器包装以外は埋め立てごみだったが、全て「プラスチック」の区分で集