
本記事では、1日目におこなわれた『ファイナルファンタジーVII リメイク』(以下、『FFVII リメイク』)のデバッグに関するセッション“"FINAL FANTASY VII REMAKE"における自動QAシステムの構築と運用”をリポート。 本セッションで語られたのは自動QAシステムについて。まずQAとは、Quality Assuranceの略称で、日本語で言えば、品質保証。ゲーム開発においては、ゲームが正しく動作しているか、バグが発生しないか、検証する仕事・部門・チームのことを指す。ゲームファンにとっては、デバッグと言ったほうが伝わりやすいかもしれない。つまり、自動QAシステムとは、自動でデバッグをおこなうシステムということだ。 セッションには、スクウェア・エニックスのAIエンジニアを務める太田健一郎氏が登壇した。 ゲームに最適化した自動QAシステムを目指して ゲームというのは、そもそも
「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」(長い・・ので以下、FFCC)のリマスター版が発売されました。 このタイトル、実はスクウェアが任天堂と取引再開した記念碑的タイトルなんです。 これを機会に、任天堂との取引再開の経緯、また、このタイトルが実は当時のスクウェアの革新について重要な役割を担っていたことについて、書いてみます。 任天堂出禁私が着任した2000年時点でスクウェアはソニーのプレイステーション(以下、PS)以外にタイトルを供給しておらず、任天堂から取引拒否をされている唯一のゲーム開発会社だった。 どのプラットフォームにも供給できる選択肢を持っているのが自然であるし、携帯ゲーム機を製造しているのは任天堂だけだったので、この観点でも取引は必須のはず。ところが、着任時のスクウェア社内では、出入禁止になっている事がシリアスに捉えられていなかった。 解せないながら、2000年内は管理
NHK「全ファイナルファンタジー大投票」(関連記事)の最終結果が発表されました。作品部門では、シリーズ57作品の中で「X」がトップに立ち、「VII」「VI」が続く結果となりました。 作品部門1位は「X」(画像はFINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster公式サイトより) 作品部門ベストテンは全てナンバリング作品。それ以外では、「ファイナルファンタジー タクティクス」が11位に着けている キャラクター部門では「VII」の主人公、クラウドがトップ。同作からはほかにも、エアリスが3位、ティファが9位、ザックスが10位に着けています。「X」からもヒロインのユウナが2位、主人公のティーダが7位と、作品の人気がそのまま表れています。 1位のクラウド(FINAL FANTASY VII REMAKE公式サイトより) 2位のユウナ(FINAL FANTASY X/X-2 HD Remas
「ててててーんてーんてーんてってれー」と、「ファイナルファンタジー」シリーズで主に戦闘勝利時に鳴る「勝利のファンファーレ」は、作品ごとにアレンジが微妙に異なります。これらのバリエーションをフローチャート形式で分類した図がwitterで好評を博しています。 「XIV」版の扱いに関する指摘を受けて修正したバージョン(画像提供:amaさん) ゲーム音楽演奏サークルで活動している、ama(@MZRSEN)さんが作ったチャート。例えば、最初の「ててててーん」がドの音で「てってれー」の「れー」がA♭コードなら「VIII」といった調子で、分岐を選ぶうちにシリーズごとの差が分かります。 なお、最初の分岐で「プロンプト」を選ぶと、一直線に「XV」へ飛びます。これは同作の場合、勝利時にファンファーレが鳴らないところを、たまに味方のプロンプトが「ぱぱぱぱぁんぱーんぱーんぱんぱぱーーーーー」と歌うことから。おかげ
スクウェア・エニックスは「ファイナルファンタジー」シリーズのサウンドトラックを各種音楽配信サービスにて配信開始しました。あわせて公開された特設サイトでは、自分だけの「10曲プレイリスト」を作成してSNSに投稿できます。 定額聴き放題サービスに登場 国内配信予定サービス Apple Music Spotify Spotify available on PlayStationTMMusic Amazon Music ANiUTa AWA LINE MUSIC SMART USEN 配信開始した楽曲はオリジナル・サウンドトラックに含まれる3000曲以上。「ザナルカンドにて」「ビッグブリッヂの死闘」などナンバリングタイトルの人気曲はもちろん、外伝作品やスピンオフ作品も聞き放題に対応しています。 通勤・通学や作業のお供として大活躍すること間違いなし。アウトドアの遊びが増えるこれからの時期は、大自然の
FFXI ReFrienderはTwitter連携必須のサービスですが、Twitter側の仕様変更により、ログインと新規ご登録ができなくなりました。 誠に残念ながら、ReFrienderは6月5日をもちまして、サービスを終了させていただきます。 The FFXI ReFriender service requires Twitter functionality to operate, and recent changes at Twitter have removed the ability to login or register for the service. Unfortunately, we have no choice but to shut down the FFXI ReFriender as of June 5, 2023.
[GDC 2017]FF15のインタラクティブに変化するBGMは,どのような構造で,どのように制御されているのか ライター:徳岡正肇 一般的に言って,ゲームのBGMはステージごとにループするように作られている。また,ステージの途中で中ボスが出たり,あるいはステージの最後にボスが出たりすると,そのステージのBGMが一旦フェイドアウトし,ボス用のBGMに変わるといった演出もよく見られる。だが,こういったBGMの遷移をより自然に,かつさまざまな状況にフィットさせる――つまり,インタラクティブにBGMが変化するような仕組みは作れないのだろうか? 実のところ,このような試みはこれまでもさまざまな形で行われてきた。だが「FINAL FANTASY XV」(PS4 / Xbox One)(以下,FF15)においては,新しいツールと工夫によって,より自然なBGMの遷移に成功している。GDC 2017の最終
今更言うまでもない事ではあるが、ゲーム画面においてHPゲージを始めとした『UI(ユーザーインターフェース)』は重要な要素としてゲーム内に存在しており、HPゲージやMPゲージ、弾薬数、速度計、スコア、そしてレーダーや地図、クエストやコマンド、アイテム欄など様々なもので構成されている。 しかしこういったゲージ類は作品によって大きく異なった位置に割り当てられている。例えば、ある作品では左上に配置されていたHPゲージが、別の作品では左下に配置されていたり、中央上部に表示されているというケースも見たことがあるだろう。 それはなぜだろうか? なぜ、HPゲージは左上で固定されていないのだろうか? なぜ、弾薬類の表示は右側に集中しているのだろうか? なぜ、速度計は右下に配置されているケースが多いのだろうか? なぜ、コマンドメニューは下側に配置されているのだろうか? そもそもなぜ、普段遊んでいる時は、このよ
コメントのない音楽会 FF特集 2016.4.3 ↓ https://www.youtube.com/watch?v=qY26g_64-oc 0:00 プレリュード 1:05 メインテーマ 4:42 ビッグブリッヂの死闘 9:13 魔道士ケフカ & モーグリのテーマ 15:53 ザナルカンドにて 19:51 片翼の天使
昨日以下のようなツイートをした。 ドラクエⅢのギアガの大穴に飛び込んだ先がアレフガルドだった展開には痺れるものがある。FFⅢでエンタープライズを入手して、浮遊大陸から飛びだった先の世界が全て海に沈んでいたのにも痺れた。 — おはぎ (@ohagi2334) 2015, 10月 14 参考画像:ドラゴンクエストⅢ 参考画像:ファイナルファンタジーⅢ ドラクエⅢのギアガの大穴に落ちた後に広がる世界が、アレフガルドだったこと。 ファイナルファンタジーⅢの浮遊大陸を出た後の世界が、水没していたこと。 この二つは私のゲーム体験の中でも忘れられない瞬間であり、 ゲームから世界の広さと(疑似体験ながら)冒険の面白さを教えてくれた。 ドラクエⅢは、Ⅰ・Ⅱとプレイしてきて、アレフガルドという土地と名前を 覚えているからこそ訪れた世界がアレフガルドというところに驚く。 Ⅲはプレイしていると、Ⅲの舞台はアレフガ
自由に「スーパーマリオ」シリーズのステージを作成して共有できるWii U専用ソフト「スーパーマリオメーカー」にて、音の出るギミックを使って音楽を演奏する動画が話題になっています。先日の「マリオメーカー計算機」(関連記事)といい、どんどん「マリオメーカー」がアクションゲームとは違う新しい何かになってきました。 特に人気となっているのが、「千本桜」を演奏する動画。配置できるオブジェ数の都合で30秒程度の短い演奏時間ですが、確かに「千本桜」がマリオメーカーから奏でられています。 千本 桜 演奏中 他にも「トトロ」や、ファイナルファンタジー5から「ビッグブリッジの死闘」ファイナルファンタジー6から「決戦」の演奏動画も公開されています。どれも、すばらしい再現度です。 今後も、どんどん新しい曲を作成していってほしいところです。同時に、今は短い演奏しかできませんが、アップデートで長時間の演奏もできるよう
最近報告された任意コード実行によるエンディング呼び出しを使って更に楽できたので該当部分のみ紹介。参考にしました→http://tasvideos.org/forum/viewtopic.php?p=404974#404974プレイ条件1.最少勝利回数でクリア2.必須戦闘以外で盗まない(今回は勝利しないが「必須戦闘」なので盗みはOK)3.道中のアイテムは回収しない (戦闘での入手、店での購入、魔石、大事なもの、イベントで勝手に渡されるものはOK)4.編集は頑張らないsm26020309←再更新版|再々々更新版→sm26044581mylist/59171127他の挑戦シリーズとか→mylist/3220744
スーパーファミコンの人気RPG、ファイナルファンタジー6(FF6)にて、任意のコードを実行できる脆弱性が発見された(ニコニコ動画で公開されているデモ動画)。 FF6には、本来キャラクターが装備できないアイテムを武器として装備できてしまうバグがあるのだが、この際に特定のアイテムを装備させて戦闘中に攻撃すると、メモリ内の$000Fおよび$0010部分に格納されているデータをアドレスとして参照し、対応するデータをコードとして実行してしまうという。$000Fは「戦闘開始からの経過時間をカウントするカウンターの2バイト目」で、$0010は戦闘中いくつかに変化する値が格納されているとのことだが、これだけでは任意のコードを実行できない。しかし、$000Fが0xC7、$0010が0xCEという値になっていた場合、「シャドウ」というキャラクターの名前データが格納されているメモリ領域のコードが実行されてしまう
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