警視庁によりますと、数年前から受験シーズンになると、SNSに「痴漢し放題」などと、受験生を狙った痴漢をあおるような投稿が相次いでいて、例えば、今月8日には旧ツイッターの「X」に「痴漢チャンスデーは共通テスト」と投稿されました。 痴漢に遭っても受験を優先しようと被害を申告しづらい受験生の心理につけこんだものとみられ、警視庁はサイバーパトロールを行ってこうした投稿を見つけしだい、「痴漢は重大な犯罪行為で許されない。犯罪に対して警察は検挙の措置を講じる」などと返信する形で警告しています。 警視庁が去年検挙した痴漢は11月末の時点で759件に上り、このうち65%が電車の中での被害でした。 検挙件数は、2021年1年間の434件に比べておよそ1.7倍に増加していて、新型コロナの5類移行に伴い、人流が回復したことで大幅に増えているとみられます。 また、時間帯別では午前7時台と8時台の朝の通勤通学の時間
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