Xでは9日、米証券取引委員会(SEC)の公式アカウントが乗っ取られ偽情報を投稿した。Xは10日、乗っ取りの原因はSIMスワップによるものだったと報告した。 SIMスワップは、2要素認証を設定していても、2つ目の認証要素をスマートフォンへのSMSにしている場合は回避できない攻撃だ。だが、パスキーを設定していれば防げる。 パスキーは既に、Google、Apple、Microsoft、Amazonなどが採用している。スマートフォンの指紋認証や「Face ID」などの生体認証、PIN、セキュリティキーのいずれかを使ってログインするというものだ。 米国のiOS以外でのサポートの予定については、本稿執筆現在発表されていない。 関連記事 X、米SECのアカウント侵害はSIMスワップによるものと説明 米証券取引委員会(SEC)のXの公式アカウントが乗っ取られ、ビットコインのETFを承認したと偽のポストをし