AWS、Google、マイクロソフトらがAIエージェント連携のため「Agent2Agentプロジェクト」設立。Linux Foundation傘下で 異なるベンダが提供する複数のAIエージェント間でのコミュニケーションやコラボレーションを実現するオープンスタンダード確立のための「Agent2Agentプロジェクト」(A2Aプロジェックト)設立を、Linux Foundationが発表しました。 Breaking news The Linux Foundation launched the Agent2Agent Protocol project at #OSSummit! Created by @Google, A2A enables secure, open communication between AI agents across vendors, platforms and fra
非営利技術コンソーシアムのLinux Foundationが、Googleが開発したAIエージェント同士の相互運用を目指すためのプロトコル「Agent2Agent(A2A)」の開発プロジェクトを管理することを発表しました。Googleはプロジェクト移管の理由について、「ベンダーに依存せずコミュニティ主導で開発を続けていくため」と語っています。 Linux Foundation Launches the Agent2Agent Protocol Project to Enable Secure, Intelligent Communication Between AI Agents https://www.linuxfoundation.org/press/linux-foundation-launches-the-agent2agent-protocol-project-to-enable
新Linuxカーネル解読室のブログ連載が始まってから1年が経ちました。 本記事では、ブログ連載1周年を記念して、新Linuxカーネル解読室プロジェクト(以降、本PJ)がはじまった経緯や今後の方針、および執筆の裏側についてお話します。 執筆者 : 稲葉 貴昭 ※「新Linuxカーネル解読室」連載記事一覧はこちら 新Linuxカーネル解読室のはじまり 本PJの話が最初に出たのは2024年3月26日、年度末の飲み会での何気ない会話からでした。 「解読室の改訂版を作りたい!」(高橋) 「あーなるほどぉ」(稲葉) 「VAのプレゼンス向上にもなるし、やろうやろう」(狭間) 「ははは(ま、酒回ってるし、寝て起きたら忘れているだろう)」(稲葉) (数日後) 「あれ、開始はいつからにする?」(高橋) 「なぬぅぅ!!!」(稲葉) 本PJは、こんな感じで飲み会ノリが発端となっています。 社内で仲間を募ったらすぐ
市場には数多くの「Linux」ディストリビューションがある。それらは、コマンドラインだけのものから、機能性と芸術性を兼ね備えたものまで、多岐にわたる。もちろん、ほとんどのディストリビューションはその中間に位置する。それで何も問題はない。多くのユーザーは美しさと機能性が融合されたものを好むからだ。「Linux Mint」や「Zorin OS」「elementary OS」「Ubuntu」といったディストリビューションの人気が高いのは、そのためである。 しかし、Linuxの潜在的な可能性の大きさを思い出させてくれるアップデートがリリースされることも時折ある。 「Bluestar Linux」の最新リリースもその一例だ。基本的に、Bluestar Linuxは「KDE Plasma」に独自の解釈を加えて、高機能なトップバーや巧みに設計されたドック、デスクトップアイコンなどを備える全く別のデスクト
by IBM Research 従来のコンピューターで使われている暗号化の技術は、一般的なコンピューターではほぼ解読が不可能とされてきました。しかし、古典コンピューターとは文字通り桁違いの計算能力を持つ量子コンピューターが登場すれば、暗号化技術の安全性が崩れるのではないかといわれています。Microsoftが将来の量子コンピュータによるサイバー攻撃に備えるため、暗号ライブラリ「SymCrypt」および「SymCrypt-OpenSSL」にポスト量子暗号(PQC)技術を導入しました。このアップデートはWindows 11 Canaryビルド27852以降でテストが開始されており、Linux向けにも提供されています。 Post-Quantum Cryptography Comes to Windows Insiders and Linux | Microsoft Community Hub h
Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2025-06-04 07:00 「Linux」は以前からずっと無料だが、筆者は長年にわたり、さまざまな形でこのOSにお金を払ってきた。登場しては消えていく無数のディストリビューションは、ほとんどが無料だったが、中には費用が発生するものもあった。寄付を提案されるだけのこともあれば、お金を払わなければOS自体を入手できないこともあった。 「なぜ無料のものにお金を払うのか」と思うかもしれない。 筆者なりの理由があるので、それを説明しよう。読者の皆さんも、いくらか払いたくなるような理由があるか、確かめてみてほしい。 1. サポート Linuxには大規模なサポートコミュニティーがあり、フォーラムやメーリングリスト、ソーシャルネットワーキンググループなどが用意されている。しかし、誰もがこうした手
Microsoft Officeアシスタント「Clippy」にローカルLLMを実装したクローンアプリがリリースされています。詳細は以下から。 Microsoftは1997年にリリースしたOffice 97にユーザーの質問やOfficeアプリの使い方を答えてくれる「Officeアシスタント」として、イルカのカイル君などのキャラクターを追加しましたが、このOfficeアシスタントのUS版のデフォルトキャラクターでクリップの形をした「Clippy (クリッパー)」にローカルLLMを実装し、AIアシスタントとして蘇っています。 Clippy lets you run a variety of large language models (LLMs) locally on your computer while sticking with a user interface of the 1990s.
Ubuntu・RHEL・Fedoraに新たなLinux脆弱性、コアダンプ経由でパスワードハッシュ窃取が可能に Last Updated on 2025-06-01 07:44 by admin Qualys脅威研究ユニット(TRU)は2025年5月31日、Ubuntu、Red Hat Enterprise Linux、FedoraのコアダンプハンドラーであるapportとSystemd-coredumpに2つの情報漏洩脆弱性を発見したと発表した。 CVE-2025-5054(CVSSスコア4.7)はCanonical apportパッケージ2.32.0以下に存在するレースコンディション脆弱性で、ローカル攻撃者がネームスペースを活用してPID再利用により機密情報を漏洩させることを可能にする。 CVE-2025-4598(CVSSスコア4.7)はSystemd-coredumpのレースコンディ
Introducing oniux: Kernel-level Tor isolation for any Linux app by cve | May 14, 2025 When launching privacy-critical apps and services, developers want to make sure that every packet really only goes through Tor. One mistyped proxy setting–or a single system-call outside the SOCKS wrapper–and your data is suddenly on the line. That's why today, we are excited to introduce oniux: a small command-l
Linux 6.15リリース:486クラスCPUサポート終了でRust統合加速、bcachefsとexFAT大幅改善 Last Updated on 2025-05-29 08:19 by admin Linus Torvaldsが2025年5月25日(日曜日)にLinux kernel 6.15をリリースした。 今回のリリースでは14,612の変更セットが含まれ、前回の6.14の11,003変更セットから大幅に増加し、2024年初頭にリリースされた6.7以来最も活発なリリースとなった。 最も重要な変更は、Intel 486およびPentium以前のx86 CPUサポートの完全削除である。 これによりカーネルは実質的にi586(Pentium)以上のみをサポートし、x86-32環境では最大8CPU制限および32ビットPAEサポート削除により4GB RAM制限が課される。 主要な改善点として
Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2025-05-30 08:24 Linus Torvalds氏は米国時間5月25日、「Linuxカーネル6.15」(Linux 6.15)の安定版リリースを正式に発表した。同氏によると、「土壇場でのバグ報告により、1つの新機能が直前で無効化された」ため、リリースが数時間遅れたという。 このバージョンで特に注目すべきは、「Rust」ベースのドライバーが初めてメインラインカーネルに搭載された点だ。これは、LinuxコミュニティーのRustファンから長い間待ち望まれていたことだ。 これは「NOVA」と名付けられた「Direct Rendering Manager(DRM)」ドライバーで、NVIDIAの次世代オープンソースグラフィックスハードウェアを強化するものになる。「Turi
VSCodeをCusorに変えて以来、ずーとCursorで頑張ってきた私だが、噂によると、ClaudeCode+Sonnet 4がヤバイという情報をキャッチしたので今回試してみることとしました。 1.導入システム要件 OS: Ubuntu 20.04+ または Debian 10+ メモリ: 4GB RAM 以上 導入環境 - Ubuntu Ubuntu 24.04.2 LTS 普段はWindowsを開発マシンにしていますが、Claude Code Windows導入にはWSLによる導入となるため、環境が複雑になることを毛嫌いして、今回はサブPCであるUbuntu PCに導入しました。 (1). NodeJSの導入 # NodeSourceの公式リポジトリを追加 curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_lts.x | sudo -E bash
コードについて推論する能力を飛躍的に向上させたOpenAIのAIモデル「o3」を使ってLinuxのゼロデイ脆弱(ぜいじゃく)性を発見した方法について、テクノロジー専門家のショーン・ヒーラン氏が解説しました。 How I used o3 to find CVE-2025-37899, a remote zeroday vulnerability in the Linux kernel’s SMB implementation – Sean Heelan's Blog https://sean.heelan.io/2025/05/22/how-i-used-o3-to-find-cve-2025-37899-a-remote-zeroday-vulnerability-in-the-linux-kernels-smb-implementation/ ヒーラン氏はネットワーク上でファイルを共有す
TOPフォーカス「これが世界か!」と打ち震えた。偶然出会ったLinuxカーネルで、メンテナーとして認められるまで【フォーカス】 Linuxカーネル メンテナー 森本 國文(もりもと くにのり) 1979年生まれ。博士(工学)。Linuxカーネル主要コントリビューターのひとり。2008年、茨城大学大学院理工学研究科博士課程修了。2008年7月よりルネサスエレクトロニクス株式会社にてLinuxカーネルへのコントリビュートを開始。現在、サウンドアーキテクチャ「ALSA」や、ALSAのサブセット「ASoC」を中心領域として、メンテナーを務める。カーネルの特定バージョンごとのコントリビューション数ランキングでは、「v4.17」(2018年)や「v5.3」(2019年)などで世界1位に輝いた。 GitLab:@morimoto.kuninori 「Linuxカーネル」への合計コントリビューション数が、
How I used o3 to find CVE-2025-37899, a remote zeroday vulnerability in the Linux kernel’s SMB implementation Follow @seanhn In this post I’ll show you how I found a zeroday vulnerability in the Linux kernel using OpenAI’s o3 model. I found the vulnerability with nothing more complicated than the o3 API – no scaffolding, no agentic frameworks, no tool use. Recently I’ve been auditing ksmbd for vul
はじめに 最近CloudWatchエージェントのコンフィグファイルをよく作るようになってきたので、よく使うメトリクスやログ取得などの記録のために記載します。 どなたかの役に立てば幸いです。 前提条件 Linux系のEC2 CloudWatchエージェントはインストール済もしくは同時に入れる。インストール方法は本記事では省略 Application Signalsと併用して使う 詳細確認したい場合は基本的に下記の公式ドキュメントを読めば大体わかります。 本記事では、上記の情報を集約した解説と設定例を書いていきます。 CloudWatchエージェントとは Amazon EC2やオンプレミスサーバーの内部のシステムのメトリクス・ログ・トレースをCloudWatchに送信するエージェント エージェントのパラメータにないメトリクス等もStatsDおよび collectdを使ってカスタムメトリクスとし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く