「双子は言葉が遅い」 「双子は独自の『双子語』を話す」 なんて聞いたことありませんか? 実際、発語が遅くなりやすのか? 『双子語』が存在するのか? 小児科専門医に聞いてみました。 「双子は言葉が遅れやすい」は本当? 双子は1人で生まれた子に比べて言語発達の遅れやすいことが様々な研究から指摘されています。 これは統計学的なことなので、もちろん優秀な双子もたくさんいますし、実際に乳幼児健診をしていて問題になるほど言語が遅れている双子は多くありません。全体を平均するとこんな傾向が見られるということですが、女の子よりも男の子、二卵性より一卵性の子で言葉が遅れが認められやすようです。理由としては、もともと女の子の方が言語発達が早いことや、一卵性の子は二卵性の子よりも早産や周産期トラブルが多い影響などもあると思います。 しかし言葉が遅れるのは双子ならではの養育環境にも原因があると考えられています。 言