国連で紛争下の性的暴力を担当するパッテン事務総長特別代表は4日、昨年10月7日にイスラム組織ハマスがイスラエルに越境攻撃した際、レイプを含む性的暴力が複数の場所であったと「信じるに足る根拠がある」とする報告書を公表した。ハマスの人質になっている人々に同様の暴力が続いている可能性もあるとした。 パッテン氏らは、1月末から2月中旬までイスラエルとパレスチナ自治区ヨルダン川西岸を訪問。5000枚以上の画像と50時間以上の映像を検証し、目撃者など30…
イスラム組織ハマスに拘束された人質が性的虐待を受けたとの「明白で確証的」な情報が見つかったという/Leon Neal/Getty Images 国連本部(CNN) 国連で紛争下の性的暴力の問題を担当するパッテン事務総長特別代表は4日、イスラム組織ハマスに拘束された人質が性的虐待を受けたとの「明白で確証的」な情報が見つかったと報告した。また、性的虐待が現在も続いていることを示す「合理的な根拠」があると述べた。 パッテン氏はさらに、ハマスによる昨年10月7日のイスラエル奇襲攻撃で強姦(ごうかん)、集団強姦を含む性的暴力が起きたと確信させる「合理的な証拠」が見つかったとも述べた。 同氏が率いる国連チームは奇襲攻撃中やその後の性的暴力に関する情報を収集、分析、確認する目的で、1月29日から2月14日にかけてイスラエルを訪問。これに基づき、24ページに及ぶ報告書を公表した。 パッテン氏は訪問について
パレスチナ自治区ガザ地区北部で支援物資を待っていた多数の住民が死傷した事件を巡り、イスラエル軍は3日、犠牲者の大半は押し合いになって踏みつけられたことにより死亡したとする初期調査結果を発表した。だが、ロイター通信などによると、ガザの保健当局や病院関係者は、死傷者の多くが銃創を負っていたと話しており、矛盾が生じている。 イスラエル軍のハガリ報道官によると、2月29日早朝に食料を積んだトラックの車列がガザ市内の道路を走行中、大勢の住民がトラックを取り囲んで「略奪」を開始。軍が警告射撃を実施したところ、住民が逃げる際に押し合いになったという。群衆の一部が軍に向かってきたことから、「数人」に対して発砲したことは認めたが、犠牲者のほとんどは雑踏の中で踏み潰されたため死亡したと主張している。軍は引き続き、「独立した専門家…
ガザにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)本部/Dawoud Abo Alkas/Anadolu/Getty Images イスラエル・テルアビブ(CNN) 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は4日、UNRWAとイスラム組織ハマスとの関係をめぐり、職員の一部を拷問し、虚偽の自白を強要したとして、イスラエルを非難した。 UNRWAの報道官は声明で、「一部の職員がUNRWAのチームに対して、拷問や不当な扱いのもとで自白を強要されたと伝えてきた。こうした虚偽の自白は、UNRWAとハマスとの関係や、10月7日のイスラエルへの攻撃の関与についての質問に対するものだった」と述べた。 イスラエルは、ハマスによる攻撃についてUNRWAの職員少なくとも12人が関与していたとして非難しているほか、UNRWAの1万3000人の職員の約12%がハマスやその他のパレスチナの武装組織のメンバーだ
■紙の単行本の発行部数が減ると? 「出版社から届いた、単行本の初版の発行部数を見て衝撃を受けました。たったの3000部って……。前の巻では8000部でしたが、こんなに減らされるとは思いませんでした。これでは生活できません」 こう話すのは、ある大手出版社で漫画を連載している現役の漫画家A氏である。漫画家にとって、“印税”を生み出す単行本の発行部数は生命線だ。しかし、その発行部数が急激に減らされる例が目立っているというのだ。紙の単行本の急速なシェア縮小などが背景にあるのは間違いない。 「連載作家はアシスタント代などを払うと、原稿料収入は月に数万円しか残らない人もいます。人によっては赤字ということもある。印税を臨時ボーナスと言う人もいますが、それはよほどの売れっ子の話。新人は印税があることでようやくトントンという感じなのですが、ここまで発行部数を減らされてしまうと、とても生活できません」 かつて
ディスプレイには「WE WON'T STOP」の文字も 問題となっているのは、外務省公式Xの「2月28日、辻外務副大臣は、訪問先のイスラエル で、先般訪日したビンノン外務省政務局長との会談も踏まえ、カッツ外相と会談しました」という投稿だ。 ポストに記載された外務省公式サイトの報道発表ページには、辻外務副大臣がカッツ外務大臣に対し、「ガザ地区の危機的な人道状況を深刻に懸念しているとした上で、人道支援活動が可能な環境を確保し、また人質の解放につながるような人道的停戦が速やかに実現し、そして、持続可能な停戦が実現することを期待している」こと、「我が国は二国家解決を一貫して支持しており、両当事者の交渉によってのみ、和平が実現できると考えているとする日本の立場」を述べたことなどが記されている。 投稿には会談の様子を写した写真も添えられた。テーブルに座る出席者一人ひとりの前に切り分けられたスイカが置か
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く