子供が新型コロナウイルスのオミクロン株「XBB」対応ワクチンを接種後に心筋炎になったとの報告が2例あったとして、厚生労働省は15日、胸の痛みや息切れといった心筋炎や心膜炎を疑う症状が出た場合は速やかに医療機関を受診するよう求める事務連絡を、都道府県などに出した。 厚労省によると、2人とも昨年10月の接種で、一時入院したが、その後退院。いずれも過去に新型コロナと関連する心筋炎と診断されたことがあったという。厚労省の専門部会は「ワクチンと症状の因果関係は評価できない」としている。 1人は昨年10月時点で13歳の男子で、発熱や息苦しさといった症状が出た。2022年の新型コロナワクチン接種後にも心筋炎と診断されていた。もう1人は昨年10月時点で6歳の女子で、胸や腹の痛み、せきなどの症状。22年に新型コロナに感染して心筋炎と診断されていた。
パレスチナ自治区ガザ最南部ラファで、破壊されたモスク(イスラム礼拝所)周辺に集まる避難民ら=10日(AFP時事) 【カイロ時事】米CNNテレビ(電子版)は15日、イスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエルが、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの地上侵攻を延期したと報じた。 【ひと目でわかる】イランとイスラエル イスラエルへの大規模攻撃を実施したイランへの対応を優先したとみられる。 イスラエル軍は、15日にも侵攻の地ならしとしてラファ住民に向けたチラシを空中散布する予定だったという。 イスラエルがハマス最後の拠点と見なすラファには戦火を逃れた避難民ら約150万人が身を寄せているとされる。イスラエルは、民間人犠牲者の増加を避ける観点から、作戦前に住民を退避させる計画を立てている。 イスラエルのガラント国防相は15日、同省高官らとラファでの作戦準備に関し協議した。声明によると、住民退避とガザへ
テヘランにある英国大使館前で開かれた反イスラエル集会に参加する市民ら=2024年4月14日、WANAロイター 在シリアのイラン大使館空爆への「報復」としてイランが実施したイスラエルへの攻撃は、大部分が迎撃され、実質的な被害はほとんどなかった。イスラエル領内を攻撃するのは異例だが、本格的な軍事衝突を避けるため、被害を最小限に抑える「計算」もあったとみられる。ただ、イスラエルはさらなる反撃を検討しており、中東情勢は予断を許さない状況だ。 「今回の作戦は予想を上回る成功を収めた」。イランメディアによると、革命防衛隊のサラミ司令官は14日、攻撃の成果を強調し、今後もイスラエルがイランの利益を攻撃すれば「自国領土から報復する」と警告した。 イラン側ではこれまで、シリアに派遣していた革命防衛隊がたびたび空爆されており、イスラエルの攻撃を抑止する必要に迫られていた。昨年12月に革命防衛隊の上級軍事顧問が
イランによる大規模攻撃を受けてイスラエルでは2日連続で戦時内閣の閣議が開かれ、イランへの対抗措置の内容や時期について意見が交わされているとみられます。地元メディアは「目的はイランとの全面戦争ではない」と伝えていて、どのような対抗措置をとるかが焦点となっています。 イランがイスラエルに向けて多数のミサイルと無人機を使った大規模な攻撃を仕掛けたことを受け、イスラエルでは15日、ネタニヤフ首相が2日連続で戦時内閣の閣議を開きました。 イスラエルのメディアは「様々なレベルの対抗措置が戦時内閣の議論のテーブルにあがっているが、目的はイランを痛い目にあわせることで全面戦争ではない」と報じています。 またアメリカの有力紙、ワシントン・ポストは15日、当局者の話として「ネタニヤフ首相は軍に対し標的の選択肢を提出するように求めた」としたうえで、「イスラエルはイランにメッセージを伝えつつ死者を出さない選択肢を
刃物男に多数が刺される事件があったオーストラリア・シドニーの商業施設(2024年4月14日撮影)。(c)David GRAY / AFP 【4月15日 AFP】オーストラリア・シドニーの商業施設で刃物を持った40代の男が買い物客らを襲い、6人を殺害、8人を負傷させた事件で、警察は15日、男が女性を狙っていたようだとして捜査を進めていると発表した。 この事件で殺害された6人のうち5人は女性で、負傷者の大半も女性だった。 SNSでは、大勢の買い物客でにぎわうウェストフィールド・ボンダイ・ジャンクション(Westfield Bondi Junction)の商業施設で、無精ひげを生やしたジョエル・カウチ(Joel Cauchi)容疑者が女性たちを追いかける様子を捉えた動画が拡散されている。 ニューサウスウェールズ(New South Wales)警察のカレン・ウェッブ(Karen Webb)本部長
イランがイスラエルに300発以上のドローンやミサイルを打ち込んだが、そのほとんどは迎撃された。イスラエルの安全保障専門家は「空爆でイスラエルに実害を与えることが困難」とイランがわかっていた公算が高いと指摘する。だとすると、いわばショーのような大空爆は、軍事的な効果より政治的な意味合いの方が大きかったといえる。 イランがイスラエルにこれまでにない規模の空爆を行ったが、ドローンやミサイルのほとんどは迎撃された。しかし、“空爆の効果は低い”とイランが想定していた可能性も指摘されている。だとすれば、なぜ今イランは大空爆に踏み切ったのか。 300発以上の前例のない空爆 イランは4月13日夜から14日未明にかけてイスラエルを空爆した。 約170機のドローンと120発余りの弾道ミサイルを用いたこの空爆は、これまでイランが行ったことがないほど大規模なものだった。 イランとイスラエル、そしてアメリカとの対立
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