ロシア軍の「亀戦車」は進化を続けている。しかしその進化のスピードは、ウクライナ軍の破壊力を増すFPV(一人称視点)ドローンなど、重量級の弾薬の餌食になるのを逃れられるほど速くはない。 重量37t、乗員4人のT-62戦車をベースにしたある亀戦車は、4月上旬にウクライナ東部の戦場に初めて出現したこの新種の改造車両のなかでも、最も進化したものだったかもしれない。 ロシア軍の第20親衛自動車化狙撃師団に所属しているとされるこの亀戦車は、ドネツク市のすぐ西の廃墟化した都市マリンカの周辺に出没し、地雷除去任務で活躍してきた。甲羅のような追加装甲が功を奏し、ロシアのある軍事ブロガーによると「10発の直撃」を生き延びたこともあった。 ⚡️🇷🇺 "Our T-62 with a mine detector from the 20th Guards Motor Rifle Division clears