ついプロローグ部分の紹介が長くなってしまいました。 しかしこの部分は、江本氏自身の根本をなす考えが述べられており、この後に続く重要な布石となっていますので、敢えて詳しく取り上げてみました。 さて、30ページ目からようやく本編(第一章 宇宙は何で出来ているか)が始まり、ここで結晶写真の登場となります。 様々な言語で「ありがとう」と書いた紙を見せた綺麗な結晶などがカラー写真で紹介されます。 それと同時に、「ばかやろう」や「ムカツク」などのネガティブな言葉をかけ、彼の言では、「結晶がばらばらに壊れた形(p.23)」のものも比較として紹介されます。 しかし、これらの写真を見ているうちに、私にはどうにも腑に落ちない部分が出てきました。 確かに結晶の写真は美しく、まぎれもない本当の写真です。それは確かに、「1ミリほどの粒」の小さな突起部分が核となって成長したものだと思われます。 だから写真では、盛り上