6月23日(火)、男女共同参画推進本部は未婚者支援・少子化問題対策勉強会の5回目として、『稼ぐ妻・育てる夫』(勁草書房)を著した経済誌記者の治部れんげさんをお招きして、「アメリカ人のワーク・ライフ・バランス〜なぜ育児支援が少ないのに出生率が2に達しているのか」と題する勉強会を開催しました。 治部さんはまず、アメリカでは管理職の半数近くが女性であり、さらに大企業の役員に占める女性の割合は15%を超えているなど、アメリカでは女性も積極的にキャリアを追求できること、また白人女性の出生率が1.8に達している(ヒスパニックを含めると2を超える)ことなどについて説明。しかし、「政府の育児支援についてみると、アメリカよりも日本のほうが手厚い」として、一部の先進的な州では育児休業を延ばしたり給与の一部を負担しているものの、連邦レベルでの育児支援は給与補償がない育児休業が12週間あるだけあることを説明しまし