清水金之助さん(89歳)の活字地金彫り実演会を行います。 日時:2011年7月17日(日)13:00 - 17:00(13:30以降にお越しいただくとよいかもしれません) 場所:大田文化の森 4F(東京都大田区中央二丁目10番1号) 活字地金彫(活字直彫、種字彫刻)とは、活版印刷で使われる活字のもととなる母型(凹型)を作るための、さらにもととなる種字(父型)を、鉛と錫の合金である活字材に原寸・左右逆字でじかに凸刻していく技術のことです。新聞などに使用される大きさのわずか数ミリ四方の小さな活字材に、下書きもなくまたたくまに美しい文字を彫り上げるさまは、まさに神業。人の手がこれほどの仕事をできるのかと驚くばかりですが、昭和30年代(1950年代後半)にベントン母型彫刻機という機械による母型彫刻が普及するまでは、こうした種字職人が活字を生み出していたのです。 すでに種字から