米連邦捜査局(FBI)が昨年10月に死去した米アップル共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏(1955~2011年)に関する身元調査を公開した。(SANKEI EXPRESS) 米主要メディアが情報公開法に基づいて開示請求を行ったことを受けて公開されたもので、同僚や友人、隣人らの証言が記載された調査資料によれば、ジョブズ氏は意志が強く、勤勉で創造性に富み、信念に突き動かされているなどと評価する声がある一方で、自分の目的を果たすために真実をねじ曲げる傾向があり、信頼できない人物などと批判する声もあった。また、ジョブズ氏自身、学生時代の麻薬使用を認めるなど、カリスマの素顔の新たな一面が浮かび上がった。30人から聞き取り 身元調査は1991年、当時のジョージ・ブッシュ大統領(87)がジョブズ氏を諮問機関である大統領輸出委員会(PEC)の委員に指名する意向を示したことを受け、FBIが行った。約30人か