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人はなぜ、「科学らしいもの」に心ひかれてしまうのか……? 東京大学大学院で地球惑星科学を専攻、大学勤務を経て小説デビューし、「ニセ科学」の持つあやしい魅力と向き合うサスペンス『コンタミ 科学汚染』を上梓した作家・伊与原新氏。同氏が生み出した、ニセ科学に魅せられた科学者・Dr.ピガサスが今回語るのは、未来を担う子どもたちの教育現場に忍び込むニセ科学。「科学っぽい、ちょっとイイ話」に、あなたも騙されていませんか──? (これまでの記事はこちらから) 「Post-truth」時代の教育とは 『インターステラー』というSF映画がある(2014年公開)。滅びゆく地球にかわる居住地を求め、宇宙へと旅立つ宇宙飛行士たちを描いた壮大な物語だ。 著名な理論物理学者であるキップ・ソーンが科学面を監修し、ワームホール、事象の地平面、特異点など、最新の知見による正確な設定とリアルな映像が大きな話題となった。映画の
ラーク便り 63 号(2014 年 8 月 31 日) 63 研究ノート 日本における反進化論思想と道徳教育の結びつき ―「サムシング・グレート」を例に― 藤井修平 はじめに 2008 年 2 月 21 日、 茨城県の県立高校で配布されていた道徳テキストに特定宗教団体の教 義の一部を伝えるために書かれた文章が引用されており、 これが憲法および教育基本法の政 教分離の原則に違反するとして、 茨城県高等学校教職員組合が県教育委員会に是正を申し 入れた。 これに対する県教育庁の回答は、 引用箇所の文章は宗教教育にはあたらず、 問題 はないというものであった (常陽新聞 2008/2/22)。 この際に問題とされたのが、 筑波大学名 誉教授の村上和雄による 「サムシング ・ グレート」 についての文章だった。 そして 「教科書 改善の会」 が 2011 年に育鵬社から検定教科書として出版した 『新
今回は「ほぼ嘘とわかっているけど、なぜか広く受け入れられている」ものを取り上げてみよう。 ずばり「水からの伝言」だ。ネタが古いけど、未だにやってる学校もあるとか何とか。 水からの伝言 (世界初水の氷結結晶写真集) posted with カエレバ 江本 勝,IHM総合研究所 波動教育社 1999-06-01 Amazonで購入 楽天市場で購入 水からの伝言 水からの伝言とは、簡単に言えば次のような主張ね。 「シャーレに入れた水Aと水Bを冷凍庫に入れた。Aには適度に『ありがとう』Bには『ばかやろう』と書いた紙をそれぞれ貼っておいた。その後凍らせたところ、Aはきれいな結晶が、Bは汚い結晶ができた。 人間の身体の数十%は水なのだから、きれいな言葉を使おう!」 と。私の小学校ではこれが道徳の教育に使われていた。 皆さんのところではどうでしたか。 ついこの間、塾で教えていた生徒がこれを習ったみたいで
関東地方だけの放送だったため、見ていない方が多いと思いますので文字起こししました。 EM菌開発者の比嘉照夫氏はEM菌で除染出来ると主張していますが、フジテレビの記者に誤りを指摘されて返答出来ませんでした。 /2015年4月から微生物除染映画が上映されています。視聴者が正しく判断出来るように、フジテレビEM菌報道の全国放送依頼にご協力願います。https://www.fujitv.co.jp/livenews_it/index.html(後継番組Live News it!) フジテレビスーパーニュースで2012年10月17日に 「福島でまかれる"EM菌" 検証!除染効果はあるのか」 という番組が放送されました。 関東地方だけの放送だったため、見ていない方が多いと思いますので文字起こししました。 スタジオ・安藤キャスター 安藤キャスター 放射能汚染問題を抱える福島県で、放射性物質を減らすことが
EM菌(EM)に限らず疑似科学全般に言えることですが、科学的なふりをしつつも内容は宗教というものが多いです。以前やったEM菌の比嘉照夫「EMは神様」 イジメの解決,交通安全など万能?なんかは、ヤバさ全開でした。 しかし、EM菌は格が違います。疑似科学性および擬似宗教性を指摘した論文まで出ていました。 ・CiNii 論文 - 沖縄における「EM(有用微生物群)」の受容 : 公的領域で語られたEM言説を中心に ・(PDF)論文 しかし、EM菌に驚かされたのは、宗教的というところに留まらず、マジもんの宗教と関係があったということです。いわゆる新興宗教(新宗教)である世界救世教です。 世界救世教 - Wikipedia 世界救世教(せかいきゅうせいきょう)とは、大本の幹部だった岡田茂吉が1935年(昭和10年)に立教した新宗教系の教団。(中略) 自然農法 岡田茂吉は、日本で無農薬有機農法が注目され
リンク www.amazon.co.jp Amazon.co.jp: なぜ人はニセ科学を信じるのか〈1〉奇妙な論理が蔓延するとき (ハヤカワ文庫NF): マイクル シャーマー, Michael Shermer, 岡田 靖史: 本 Amazon.co.jp: なぜ人はニセ科学を信じるのか〈1〉奇妙な論理が蔓延するとき (ハヤカワ文庫NF): マイクル シャーマー, Michael Shermer, 岡田 靖史: 本 リンク www.amazon.co.jp Amazon.co.jp: なぜ人はニセ科学を信じるのか〈2〉歪曲をたくらむ人々 (ハヤカワ文庫NF): マイクル シャーマー, Michael Shermer, 岡田 靖史: 本 Amazon.co.jp: なぜ人はニセ科学を信じるのか〈2〉歪曲をたくらむ人々 (ハヤカワ文庫NF): マイクル シャーマー, Michael Sherme
『水からの伝言』(みずからのでんごん)とは、水の結晶である氷から言葉や音楽への反応が読みとれるとする江本勝の著作。水に向かって様々な文字を見せ、または音楽を聴かせた上で氷結させて、融解の過程で生じた結晶を顕微鏡を通して撮影した写真集となっている。シリーズで4巻までが発行された[1]。 概要[編集] 本書には、著者である江本の研究所で撮影された「雪花状の氷」[注釈 1]の写真が多数収録されている。名勝の水や「ありがとう」等の言葉を見せた水からは綺麗な結晶ができ、水道水や「ばかやろう」等の言葉を見せた水からはいびつな結晶ができるといった、科学的には荒唐無稽な話が写真と共に語られる。 江本の会社による自主出版であり一般書店では販売されなかったが[2]、支持者の手で配布されるなどして広まり[3]、その後2009年までには45ヶ国語に翻訳、世界75カ国で出版されシリーズで250万部以上が発行された[
もう5年くらい前になるかと思います。クッキーを製造している会社のY社長にこんな話を聞いたことがあります。「工場の中で、従業員がなにか不満がいっぱいのときとか、何かもめごとがあって険悪な雰囲気のときとかに出来上がったクッキーは、なぜか、おいしくないんですよ。もちろん、うちは材料にこだわっていますから、まったく同じ材料を、まったく同じ分量だけ使って、同じ工程で作ってるんですけどねえ・・・・ところが、反対に工場の中が和気あいあいとして、皆が楽しそうに仕事している時にできたクッキーは、すっごく!おいしいんですよ!」この話を聞いたときは、ふーん、そんなこともあるんだなあ。でもY社長の気のせいかもしれないな。そんな時はY社長といえども、ストレスで味覚が変になっている場合もあるし、反対に気分のいい時は何を食べてもおいしいもんだからなぁ、と、そんな風に思っていた記憶がありました。 先月、"水からの伝言"(
※当エントリーには、『「水からの伝言」を信じないで下さい』の著者である田崎晴明先生、並びにその関係者各位の皆様に対して不快感を与える表現があります。その件につきましては こちらのエントリー にてご本人に謝罪しています。 『「水からの伝言」を信じないでください』 という記事がはてなブックマークで人気になっていたので読んでみた。 元ネタもツッコミどころ満載なのはその通りだろう。しかしこの反論記事もけっこう粗雑な論理だと思うのだがぶくまコメントを読むと絶賛ばかりでちょっと萎えた。唯一、id:ipsychic氏のコメントにあった 今,現に信じている人にはまったく効果が無い駄文。 というのに同意。結局この記事は、「ハナから信じてない人」が溜飲を下げる程度の説得力しかない。 「水からの伝言」がインチキだと客観的に証明するには、反証実験しかあるまい。やるべき事はそれ一つだ。それが「科学的立場」というもの
最近の投稿 変なクレームが来てるんだが…… 「大学生の日常も大事だ」はわかるけど,じゃあ条件は? 結局だぶさんのアライグマツイートはどうだったのか(2) 結局だぶさんのアライグマツイートはどうだったのか(1) 学習院の謝辞 最近のコメント NMRパイプテクター対策に:消費者法ニュースの記事を公開します に Y より学習院の謝辞 に 一見さん より2段構えの詐欺SPAM?【2016/02/16修正あり】 に 架空請求をぶっ潰す より高校物理で得点できない人へ に でるもんた・いいじま より学生が教員の悪口をネットで書いた場合でもそれなりの賠償金が認められる に あさだ より カテゴリー ニセ科学 (32) 水商売ウォッチング (9) 科学 (28) コンピューター (14) サーバー (5) Mac (0) iPad/iPodTouch/iPhone (0) 法律 (13) その他 (32)
かけ算の式の順序にこだわってバツを付ける教え方は止めるべきである 黒木玄 2012年12月24日更新 (2010年11月23日作成) (2015年11月4日に「ひとつあたり」を「一つ分」に置換した) ------------------------------------------------------------------------------ この文書は長過ぎるので以下の2つを最初に読んでおくと良いかもしれない。 掛順こだわり教育に関する資料[2012年10月17日] (中日新聞取材受諾メールに書いた資料) ベネッセの回答へのコメント (ベネッセによる回答のすべての段落にコメント) ------------------------------------------------------------------------------ ◇A59にまとめがあります。最初に読んで
目次 1. はじめに 2. 正解・不正解の理由 2.1 正解とする6つの理由 2.2 不正解とする6つの理由 2.3 各理由の賛否 3. かけ算をめぐる状況 3.1 かける数が先の文章題 3.2 a×bとb×a 3.3 「倍」と「積」のかけ算 4. 日本の算数教育の特徴 5. おわりに 参考文献 改訂履歴等はhttps://github.com/takehiko/oomdocをご覧ください. 1. はじめに 小学校の算数で,2年で学習する重要な事項といえば,「かけ算」である.かけ算の式で表すことを学ぶとともに,九九を暗記する.現在では,4×12のような九九の範囲を超える式も,2年で学習している[Link 1J][文部科学省2008].筆算は使用しない.例えば,九九による4×9=36と,「かける数が1増えれば積はかけられる数だけ増える」という性質により,4×10=40,4×11=44,そして
掛け算には順序があるよ (順序肯定派) ├― 先生がそう言ってるんだからそうなんだよ (権威派) | └─ 教科書もそう書いてあるんだからそうなんだよ (教科書固執派) | └─ 学習指導要領にもそう書いてあるよ (実は書いてない派) | ├― 理解を深める、理解力を測るために必要なんだよ (教育論派) | ├─ 根拠はあるよ (根拠教えて派) | | └─ 日本の数学の教育水準は高いよ (相関因果混同派) | └─ 根拠は無いよ (論外派) | └─ 逆に順序がないという証拠を見せろよ (悪魔の証明派) | ├― ある一定の期間までは順序があるよ (期間限定派) | ├─ 授業の終わりまでだよ (不正解否定派) | ├─ 交換法則を教えるまでだよ (交換法則転向派) | ├─ 小学生が終わるまでだよ (算数と数学は違うよ派) |
1.分野の選び方 日頃から疑問に思っていること、気に入らないことに基づいて分野を選びましょう。根拠や客観性は一切不要です。「この分野の科学は嫌いだ。だから間違っているに違いない」で十分です。 例えば、栄養学が嫌いな人は、「和食はガンを治す」とか。エネルギー工学が嫌いな人は「永久機関は可能だ」とか。 2.情報の扱い方・勉強 様々な分野の疑似科学を渡り歩くならばトンデモ本を読み漁る必要がありますが、それでは「疑似科学コーディネーター」にはなれても「疑似科学教祖」にはなれません。疑似科学教祖の役割は、他の誰かが提唱した疑似科学を紹介することではなく、独自の疑似科学を提唱することです。早い話が、オリジナリティが必要なので、ひたすら妄想に没頭する必要があります。その際には情報を遮断した方がいいでしょう。つまり、本やネットの情報は無視しましょう。 最も大事なことは、「勉強しないこと」、「何も考えないこ
最近家にしつこい勧誘が来てうざかった。 そこで次のように撃退した。 ある日中年のおばちゃんが家にやってきた 時にこの物語は始まる。 キティ「仏の教えが・・」 オレ 「あなたは何度かうちに来ているが、 人を勧誘できるほどすばらしい信仰 おもちなのか?」 キティ「もちろんです、あなたの心の悩みも すべて解決・・・、仏様は偉大です。」 オレ 「ならば今オレの心を悩ましている問題を 解決してもらえないだろうか。」 キティ「よろしい。」 オレ開成高校の幾何学の過去問(家庭教師やってるンで 丁度あった)を紙にうつし オレ「これなんですけど。解けなくて3日間迷ってます。 どうか、ボクの代わりに問いてください。」 おばちゃんなぜか逆上 キティ「こんなバカにされたの始めてよ。」 ばたんと、ドアを閉めて帰っていきました。 それから3月、うちにはきません。他の部屋に は
未科学と非科学とニセ科学の区別がつかない人々、もしくはそう装った人々が、歪んだ認識を擦り付ける誹謗中傷行為を目的として、ブックマークのコメント欄を悪用しているようです。 科学者は、未開拓の領域を科学的視点から解明していくのが仕事です。とうぜん、最先端の研究を活発にしている人ほど、他の人から見ると未知の科学領域の情報が盛んに書き込まれていくことになります。これに対して明確な根拠を示すことなく、ニセ科学とかトンデモという認識を擦り付けるレッテル張りの誹謗中傷行為を働けば、科学知識を取り扱う基本的なルールやマナーを無視した、科学の発達を妨げる妄言を流布していることになります。 他人から見て、科学知識としてまだ定着していないと感じる、未知の科学領域のことを、一般人向けのブログに書くことは、非難に値する行為でしょうか? 学術論文は、一応の審査があるものの、十分な検証を経ているわけではなく、学会誌など
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