写真の向こうから 木々の葉の囁きが聞こえてきそうなほど 緑豊かな土地に建つ、 貫禄のある古民家。 ここは日本昔ばなしのような 日本の原風景が広がる、 岡山県苫田郡鏡野町です。 目の前に広がるは 一面の田んぼと山々。 近くには美しい川が流れており、 川を隔てた反対側に集落があります。 なんて長閑な風景でしょう...。 この古民家は 今から150年前の 大正12年に建てられたのではないか、 と想定されます。 古民家改修に精通した 建築家さんによる、 古き良きものを残す こだわりの改修が施されているそう。 今では貴重な“すす”で 燻された大きな梁も健在! この玄関に入って右側は かつて牛が居た場所だそうな。 すす竹、大黒柱、土壁。 自然素材を丁寧に残し、 活かした造りです。 建具も古いものを 手直しして活用していますよ。 例えば板戸。 昔ながらの自然素材「弁柄」で 塗られたものを 丁寧に磨いて再