「ごんぎつね」ってご存じですか? bunshun.jp 兵十が葬儀の準備をするシーンに「大きななべのなかで、なにかがぐずぐずにえていました」という一文があるのですが、教師が「鍋で何を煮ているのか」と生徒たちに尋ねたんです。すると各グループで話し合った子供たちが、「死んだお母さんを鍋に入れて消毒している」「死体を煮て溶かしている」と言いだしたんです。ふざけているのかと思いきや、大真面目に複数名の子がそう発言している。もちろんこれは単に、参列者にふるまう食べ物を用意している描写です。 こちらの話はもう炎上した後で周回遅れだとは思うんですが、私も思ったことを書いておきます。今、お葬式自体を子どもが体験する機会が昔より全然減ってるんですね。これは核家族化、および都市化が大いに進んだからだと思います。過去は親族が同じ地域に集まる生活をしていたものですから、お葬式に参加する機会が物理的に多かったわけで
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