厚生労働省が新型コロナウイルス対策のマスク着用を「個人の判断」に改めた13日から2週間がたつ。コロナ対策を担当する幹部らは「脱マスク」への転機になると期待し、初日からノーマスクで出勤した。それでも世間の着用率は依然として高いままだ。脱マスクの機運づくりが思うとおりにいかないのは初めてではない。政府は2020年から新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づきマスクの着用を推奨してきた。22年5月に
東京都内の新型コロナの入院患者数について、専門家は、8週続けて減少していたのが増加に転じたとして、今後の医療提供体制の状況に注意が必要だとしています。 都は23日、新型コロナの感染状況と医療提供体制について、専門家によるモニタリング項目の分析結果を公表し、4段階ある警戒レベルのうち、いずれも下から2番目を維持しました。 新規感染者数の7日間平均は、22日時点で572人と、前の週のおよそ79%となった一方、入院患者数は前の週より、およそ20人多い621人となりました。 入院患者数が前の週に比べて増えたのは、ことし1月12日以来となります。 専門家は「減少傾向が続いていた入院患者数がやや増加していて、今後の医療提供体制の状況に注意が必要だ」としています。
「黒人の人魚」がまたも紛糾している。3月12日のアカデミー賞にディズニーの実写版『リトル・マーメイド』の主役であるアリエル役のR&Bシンガー、ハリー・ベイリーが登場し、同作の予告編を上映したのだ。 黒人アリエルの是非については、2019年のキャスト発表時と、コロナ禍による制作延期を経て昨年9月にハリー・ベイリー演じるアリエルのお披露目とも言える歌唱シーンの予告編が発表された際の2度、SNSで激しい議論が起こった。 昨年は予告編を見て目を輝かせる黒人の子供たちの映像がSNSに溢れ、同時に「原作に忠実」なキャストを望むファンからの批判が噴出した。その批判に対して「ディズニーの『オリジナル』も、そもそもはグリム童話『人魚姫』の改作ではないか」などの反論が出た。この経緯については以下2本の記事の詳細を書いた。 本稿では、主に日本での「原作に忠実なキャストを望む」声について考えてみたい。なお、アカデ
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