妄想への対応 統合失調症を始めとした妄想に基づいた訴えに、どういった対応をするのか。 自分の場合。 「あなたは、○○については、××に違いないという話をしているわけだね。それについては、医者である自分からみると、△△といった解釈もできる。こういったのは、病気の症状としてはよくあることで……」 というのが一つのやり方。 「肯定もせず、否定もせず」という妄想に対する基本的な対応の一つの型のつもり。 よろしくない対応 「あなたは、××だって言っているけれど、それは間違いだ。だから、あなたは病気なんだ」 こんなアプローチをしたら、これは治療にはならない。大きく常識から外れた考え方に対して、それを話す人自身を批判していくやり方は、やはり好きになれない。 人格批判、カッコ悪い。 自分がそう思っているから、なんだろうけれど。 相手の物語を受け入れることから、全ては始まる まずは、相手の主張を一旦受け入れ