急性リンパ性白血病であることを発表し、現在闘病生活を送っている大塚範一キャスター(63)だが、大病にもかかわらず、11月7日の『めざましテレビ』(フジテレビ系)に電話出演し、「来年の3月4月には完全復帰したい」と力強く宣言した。そこには、キャスターとしての意地だけではなく、今年93才になった母への強い思いがあった―― 大塚さんと東京でふたり暮らしをしていた母は、2000年ころから認知症を患うようになってしまった。夜中に街を徘徊するようになり、いつも作るご飯の倍の量を作ったり、前日と同じメニューを作ってしまうこともあった。 大塚さんは、これまで支えてくれた母の面倒を見たかったが、仕事との両立は無理と、京都で暮らす姉が引き取ることになった。 「母は“もう(東京に)帰る、帰る”って最初は泣きじゃくっていました。そんな母を心配していたんでしょう。範ちゃん(大塚さん)はこっちの方に出張があると