2018年4月6日のブックマーク (2件)

  • 辛淑玉のドイツでの講演はデマ・印象操作によるヘイトスピーチ

    「Fact Check 福島」の『ドイツ二都市で開催された講演会で福島に関するデマを拡散』と言う記事が、辛淑玉氏への差別に加担している、分断を加速する扇情的な記事と批判され、『ドイツ二都市で開催された「反原発とヘイトクライム」講演会』と題名や文からデマ・印象操作と言う表現が削られる騒ぎになっている。中立性を装わないといけないファクト・チェック・サイトで、デマや印象操作と言う結論を自ら出すのは下手だと思うが、辛淑玉氏の言動を正当化しようとする人々もいて頭が痛い。辛淑玉氏の発言を検討してみたのだが、明らかにデマ・印象操作である。 1. 遺伝子異常に関するデタラメ 「○○人は△△の影響で遺伝子レベルで変異が起きて、障害を負っている」なんて無根拠に言ったら間違いなくヘイトスピーチだが、辛淑玉氏のドイツでの講演内容はまさにこれである。細胞個々における遺伝子の異常は様々な原因で起きるわけだが、修復さ

    辛淑玉のドイツでの講演はデマ・印象操作によるヘイトスピーチ
  • ノア・スミス「グローバル化をめぐるデロング vs. クルーグマンの論争」

    [Noah Smith, “DeLong vs. Krugman on globalization,” Noahpinion, April 1, 2018] 今回はよせばいいことをやるつもりだ.ブラッド・デロングと論争してみよう.ただ,今回はそれも吉と出てくれそうでもある.デロング当人も,ポール・クルーグマンと論争するというよせばいいことをやっていて(そしてデロングじしんが言っていた例のルール〔ルール1:「クルーグマンは正しい」;ルール2:「クルーグマンは間違っていると思ったらルール1を参照せよ」〕の少なくとも2つに抵触してしまっていて),今回のポストはそれに対する反応だからだ. 論争の主題はグローバル化だ.クルーグマンによる新しい論考では,グローバル化の近年の歴史について急速に固まりつつある通説と思われるものを概説している.いくらか抜粋してみよう: 1990年代に,ぼくも含めて多くの経済

    ノア・スミス「グローバル化をめぐるデロング vs. クルーグマンの論争」