「世界の工場」として繁栄を支えた先進国の一流企業の多くが、中国から引き揚げる動きを見せている。 「現在の中国における生産比率は約70%。今後はベトナムやバングラデシュ、インドネシアでの生産比率を高め、将来は中国以外の国で3分の1、中国は3分の2にしたい。起こりうるリスクを考えた上で、どこで生産し、どこで展開していく必要があるのか、最適な答えを常に探している」 そう話すのはユニクロを展開するファーストリテイリング(広報部)だ。同社のヒット商品「ヒートテック」を生産している東レも、タイやマレーシアなど中国以外での生産比率を高める方針を決めた。 また自動車部品の成形樹脂加工大手の児玉化学工業は、天津の子会社を地元企業に売却し、現地から撤退。 ラインが稼働する前に撤退を決めたのがセントラル硝子だ。リチウムイオン電池用の高濃度溶液を製造する目的で、中国で合弁会社を設立したものの、最終的に相手
From Grumpy Cat to Keyboard Cat, when online fur balls are ready for prime time they turn to Internet talent-manager Ben Lashes to score commercials and licensing deals. WSJ's Linda Freund reports. 1.「私の愛情は決して安くない」 米国人が飼っているペットで一番多いのがネコである。米獣医学協会(AVMA)の2012年のデータによると、7400万匹の猫が3610万世帯で飼われているという。(ちなみにイヌは、6990万匹が4330万世帯で飼われている。)散歩をさせたり、風呂に入れたりする必要がなく、仕事で長時間出ていても放っておきやすいなど、より自己充足的という評判がネコの人気の一因となっていると専
2007年の春から夏に掛け、日本で大きな話題になった「セカンドライフ」を覚えているだろうか。セカンドライフは米国リンデンラボ社が2003年に開始したインターネット上に構築した3D仮想空間。ユーザーは、アメリカンコミック風のアバターとなって空を飛んだり、街を歩いたりして仮想空間を移動、その景色を楽しむ。 ものづくりが好きなユーザーは、用意されたツールを利用して住宅、家具、洋服などを自分でデザインできる。世界中の人とのチャットを楽しむことだって簡単だ。仮想通貨のリンデンドルを媒介にした商取引にも注目が集まった。まるで映画『マトリックス』のような、近未来のコンセプトがそこにあった。「ゲーム性の薄い汎用のMMOG(多人数参加ゲーム)」といえば、わかりやすいかもしれない。 祭の後は漆黒の闇夜 一般のユーザーだけでなく、サントリー、ソフトバンク、東芝、富士通など広告宣伝を目的とした大企業も続々とセカン
日本企業のインターネット上の「仮想空間」サービス参入が相次いでいる。しかし、国内でも大きな注目を浴びた米リンデン・ラボ社が運営する3次元仮想空間「」では、今仮想空間内にユーザーが見当たらない「過疎状態」が目立ってきている。これから「仮想空間サービス」はどうなってしまうのか? 日本人ユーザーの人気スポット「NAGAYA」もさびれる は2007年12月13日、「はてなワールド」β版を100人の会員限定で公開した。3次元仮想空間で自分のアバター(ネット上の分身)をつかって他人とコミュニケーションできるというものだ。また、伊藤忠商事、フジテレビ、産経新聞、イオンなどは仮想空間「meet-me」を展開するココアに出資し、07年12月中旬頃に「meet-me」α版が公開される見通しだ。国内企業の仮想空間サービス参入は過熱ぎみだ。 しかしその一方で、日本国内でも多くの企業が出店するなどして大きな注目
ギリシャ・アテネの国立考古学博物館(National Archaeological Museum)で展示される古美術品(2012年3月18日撮影)。(c)AFP/ARIS MESSINIS 【4月9日 AFP】巨額の負債にあえぐギリシャで、世界有数の考古学的遺産が国家財政の重荷となりつつある。政府が認可する発掘プロジェクトは資金難で延期され、盗掘が横行し、博物館や美術館では人員不足を背景に貴重なコレクションの盗難が多発している。 「ギリシャの歴史的遺物がわれわれの呪縛となってしまった」――。ある考古学者は先ごろ、考古学予算削減に抗議するメディア向けイベントでこう嘆いた。 ■増える盗掘、「いっそ発掘しないほうがいい」? ギリシャ政府はこの2年間、欧州連合(EU)と国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)による融資の条件として求められた支出削減に取り組んで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く