SQL をはじめて触ったとき、exists 述語と並んで直感的に理解しずらかったのが ALL や ANY を伴った比較。 WHERE 句において単体の値を比較するのは問題ないけれど、 「すべての XXXX と比べてどうか?」 とか、「少なくとも 1 つの XXXX と比べてどうなのか?」 となるとイメージしずらくなる。 量化 – Wikipedia によると、 全ての人間の言語は、完全な数体系がない場合でも、量化を利用している(Wiese 2004)。例えば、日本語での例は次の通りである。 「全ての方針に目を通す必要がある」 「川を渡っている人のうち何人かが白い腕章をしている」 「私が話した人々のほとんどが、誰に投票するか決めていなかった」 「待合室の誰もが小沢氏に対する少なくとも1つの不満を持っていた」 「クラスの誰かが、私の出した全ての問題に答えられるはずだ」 「多くの人々は賢明である