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interviewに関するpopoiのブックマーク (36)

  • 銀河英雄伝説の田中芳樹さん「ナンバー2は綱渡り」 オーベルシュタインの不要論語る:朝日新聞GLOBE+

    業界の首位と2位は単純に言えば競い合うだけの関係ですが、同じ組織のトップとナンバー2となると、支えもすれば競いもする複雑な人間模様を描きます。 最初の出版から今年で40年、2度目のアニメ化が進み、国境も世代も越えて読み継がれているSF小説の大作「銀河英雄伝説」(銀英伝)では、その序盤、異彩を放つ登場人物がトップに「ナンバー2不要論」を具申します。「組織にナンバー2は必要ありません。無能なら無能なりに、有能なら有能なりに、組織をそこねます」――。 この発言は物語の展開を大きく変え、多くの銀英伝ファンの心を揺さぶることになるのですが、著者の田中芳樹さんはこの発言にどんな思いを込めていたのでしょうか。(大牟田透) 「銀河英雄伝説」のオーベルシュタインが唱える「ナンバー2不要論」を語る田中芳樹さん 銀英伝は、銀河帝国のラインハルト、自由惑星同盟のヤンという2人の若い戦略家の攻防を軸に描かれた壮大な

    銀河英雄伝説の田中芳樹さん「ナンバー2は綱渡り」 オーベルシュタインの不要論語る:朝日新聞GLOBE+
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    popoi 2022/02/12
    <秀吉のNo.2は秀長>てのは,堺屋太一が「豊臣秀長」で書いてた。理想的なNo.2とは,有能かつ地味と言う相反する要素を備え,秀長はその典型だったとか。ラインハルトの政権では,国務尚書マリーンドルフ伯爵が其だったのでは?
  • 国籍放棄問題の渦中にある蓮舫氏、単独インタビュー - Yahoo!ニュース

    民進党代表選に立候補している蓮舫代表代行(48)について、台湾籍を放棄しているかどうか問題となっている件で、人の蓮舫氏が8日、Yahoo!ニュース編集部の単独インタビューに応じ、この問題の経緯などについて詳細な内容を明らかにした。 蓮舫氏は15日に投開票が行われる民進党代表選で優位な戦いを進めており、民主党時代を通して初めての女性代表が誕生する可能性も高まっている。一方で、「二重国籍」ではないかという指摘によって、将来の首相を目指す立場になる党代表としての適格性を疑問視する意見や報道も出ており、その「真実」に対する関心が集まっている。(ジャーナリスト・野嶋剛/Yahoo!ニュース編集部)

    国籍放棄問題の渦中にある蓮舫氏、単独インタビュー - Yahoo!ニュース
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    popoi 2016/09/09
    《代表処を通して、#台湾 内政部に #国籍 の放棄の申請を/父からは「お前は日本人になった」と/それ以上は何の話もないまま父は亡くなったので、台湾に籍があるかもしれないという認識は/持ちようがありませんでした》
  • 『東宝はなぜ『#シン・ゴジラ』を庵野秀明氏に託したか〜東宝 取締役映画調整部長・市川南氏インタビュー〜(境治) - エキスパート - Yahoo!ニュース』へのコメント

    エンタメ 東宝はなぜ『#シン・ゴジラ』を庵野秀明氏に託したか〜東宝 取締役映画調整部長・市川南氏インタビュー〜(境治) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    『東宝はなぜ『#シン・ゴジラ』を庵野秀明氏に託したか〜東宝 取締役映画調整部長・市川南氏インタビュー〜(境治) - エキスパート - Yahoo!ニュース』へのコメント
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    popoi 2016/08/12
    #シンゴジラ #庵野秀明 #東宝 #映画《説得されちゃいました。社内も、世代も変わってるんで其に対する異論は殆どなかった/十年作ってないから、過去の #ゴジラ の呪縛が解けた時期だった》
  • 東宝はなぜ『#シン・ゴジラ』を庵野秀明氏に託したか〜東宝 取締役映画調整部長・市川南氏インタビュー〜(境治) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    ※この記事は映画の重要な部分についてネタバレがある。映画をまっさらな気持ちで見たい方は、ぜひ観賞後に読んでください。私は7月30日、公開2日目に『シン・ゴジラ』を見に行って衝撃を受け、その日のうちにこんな記事を書いた。 →日のスクラップ&ビルド、東宝映画のスクラップ&ビルド 『シン・ゴジラ』(Yahoo!個人/7月30日) この記事では触れなかったが、エンドロールに出てきた「製作 市川南」のクレジットを見て秘かに歓喜した。市川氏は以前宣伝部にいて、コピーライターとして私は仕事をご一緒したことがある。その後、映画調整部に移ってヒット作をプロデュースしていたことは知っていたが、このゴジラのリニューアルというヘビーな作業も市川氏が指揮していたのは感激だ。そこで、十数年ぶりに市川氏にお会いし、『シン・ゴジラ』誕生についてお話をうかがった。そのインタビューのエッセンスをここでみなさんに読んでいただ

    東宝はなぜ『#シン・ゴジラ』を庵野秀明氏に託したか〜東宝 取締役映画調整部長・市川南氏インタビュー〜(境治) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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    popoi 2016/08/12
    #シンゴジラ #ゴジラ 《我々としては恋人がいた方がいい、長谷川博己さんと石原さとみさんは元恋人にしましょうとか言った/庵野さんはそういうのどんどん排除して》#庵野秀明 監督的には、“参考”には、なったろうなw
  • 芥川賞作家・柳美里に直撃インタビュー 〜月刊「創」原稿料未払い事件を語る〜|ガジェット通信 GetNews

    2014年10月15日、作家・柳美里(ゆう・みり)さんが月刊誌「創」(つくる)の原稿料未払い問題をブログで告発した。芥川賞作家への原稿料が何年も支払われない出版社のブラック企業体質は、大きな話題となった。執筆で多忙な柳さんは、今回の問題についてメディアの取材は1件も受けていない。10月20日、柳さんはガジェット通信取材班のインタビューに初めて応じた。 「原稿料が払われなければ水道が止まってしまう」 この10年間、自己破産を考えてもおかしくないほど、わたしの生活は困窮していました。今も困窮状態から完全に脱したとはいえない状態です。今日(10月20日)文藝春秋から原稿料が振り込まれたので、10月21日に水を停めると「給水停止通知書」で最終通告されていた水道料金を水道局に支払いに行ってきたところです。高校受験目前の息子の塾の授業料も何カ月も滞納し、塾長から「除籍にします」と電話がかかってきました

    芥川賞作家・柳美里に直撃インタビュー 〜月刊「創」原稿料未払い事件を語る〜|ガジェット通信 GetNews
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    popoi 2014/10/23
    #柳美里 氏を叩く意見が散見されるのに慄然。勿論、他人事と思ってるのだ。斯様な輩が居る故、世に #ブラック企業 は絶えぬ。肉屋を支持する豚どもが。#創出版 (誤字訂正、再投稿)
  • 朝日新聞デジタル:宇宙を舞台に究極の問い 田中芳樹さんに民主主義を聞く

    「強権的なものには逆らいたい。正面からというよりも、おちょくって笑いものにする。強権的な人は、刃向かうよりも笑いものにされる方が嫌」と田中芳樹さん。ユーモアもたっぷりだ=東京都中野区、安冨良弘撮影 「作品のどの登場人物、どちらの陣営が好きかは答えられないんです。作者は校長先生みたいな存在。運動会で赤組と白組のどちらか一方に肩入れできませんから」。田中芳樹さんははにかみながら話す=東京都中野区、安冨良弘撮影 ボールペンのインクも出なくなり、カメラのシャッターを押そうにも指の感覚がない。零下のモスクワ。この冬、二つの数万人規模の市民集会を取材した。一方の参加者が叫ぶのは「プーチンのいないロシアを」。他方は「ロシアはプーチン支持を」。プーチン大統領の政治は強権か、民主主義の一つか。欧米や日では「プーチン=強権的」という評価が一般的だが、ロシア人に聞けば意見は割れる。「民主主義とは何か」。そうい

    popoi
    popoi 2013/04/01
    田中先生も、今年で還暦か。#民主主義 #田中芳樹 #銀河英雄伝説 #政治 #社会 #日本 #インタビュー #interview #小説 #本 #BOOK
  • クリエーターとは「次を創る」人--ガンダム富野監督が送るエール

    人気アニメ「機動戦士ガンダム」の監督として知られ、歯に衣着せぬ物言いでも知られるアニメーション監督・原作者の富野由悠季氏が9月2日、パシフィコ横浜で開催中のゲーム開発者向けイベント「CESA Developers Conference(CEDEC) 2009」の基調講演に登場。「原理主義者に陥っては次のことを生みだせないが、原理原則でものを考えるべき」と、ゲーム業界の未来を担う開発者たちにエールを送った。 「ゲーム質は“悪”」 富野氏は、ゲーム業界が生まれてから30年程度経っていることについて、「30年というのは、業態に限らず業界が固定する時期。いろいろな部分で“動脈硬化”が起きて、明日が見えなくなる時期だ」と指摘。ゲーム業界より長い歴史を持つアニメ業界の人間として、語れることがあるのではないかと考えたのが、今回講演を引き受けた理由だと語る。 次の30年、50年をどうするかと考えたとき

    クリエーターとは「次を創る」人--ガンダム富野監督が送るエール
  • たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (5/5)

    現実は「地味」なのか? ―― 「おおかみこども」には人生のリアルが反映されているというお話ですが、アニメーションでリアルさを追求したことに対して、何かしらの壁や、デメリットのようなものはありましたでしょうか。 壁というのは、映画を制作する上ではいくらでも出てくるんですが(苦笑)、映画公開の後にいただいた言葉に、「この企画を成立させたスタッフに敬意を表する」というものがあったんです。それは、逆に言うと、こうした企画を成立させるまでにはさまざまな障害が予想される、ということだと思いました。 ―― 「こうした企画」というのは? 要は、ちょっと地味なんじゃないか、ということなんです。アニメーションというのは、いくらでも架空のファンタジーを描ける映像なのに、「おおかみこども」は日常描写がほとんどです。制作中にも、「アニメ映画」としては淡々とし過ぎているんじゃないかという懸念は出ていました。プロデュー

    たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (5/5)
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    popoi 2013/03/20
    “花が、雪と雨に「おおかみ」か「人間」かを選ばせる所”花は、人狼である2人の、双方の要素を、基本、肯定してる。でないと2人は、自分自身を肯定し得ぬ。生活の場の選択は、又、別の事。 #おおかみこどもの雨と雪
  • たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (4/5)

    アニメも社会や現実(リアル)とリンクしている ―― 私自身は、花が苦労している中にもキラキラした素敵な世界が見えるというところに共感しました。「日常の暮らしの中にも素敵な世界がある」がテーマだと思っていました。 それが、あなた(筆者)が見いだしたテーマなんだと思います。 映画では、花というひとりの女性の人生十年くらいの出来事を淡々と描いているだけなんですね。あの映画の画期的なところのひとつは、テーマが映画の中にあるんじゃなくて、見ている自身の中にあるっていうことじゃないですか? この映画で何が見えたかを語ろうとすると、その当人自身の境遇や人生観を語ることになったりする。僕の友人にも、「この映画でどんな感想を持ったかは、自分自身の悩みに向き合うことになるから、他人に容易に話せない」と言ってくれた人もいました。 (C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会 ―― そう考えると「おおかみこ

    たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (4/5)
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    popoi 2013/03/20
    なお、この記事は、プロデューサー氏による「僕自身も同様に、監督の意図していない感想もいだいている」「立場を離れた僕個人の視点で」と明言してる物故、注意。監督の意向、に非ず。 #おおかみこどもの雨と雪
  • たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (3/5)

    男性にとって「社会」という壁は高い ―― 私自身は、男性のお客さんが見出す「おおかみおとこがなぜ野垂れ死にするのか?」というところにはまったく思いが至りませんでした。映画では、“おおかみおとこ”が社会で生きられなくなったらいきなり野垂れ死ぬ。「社会になじむか、そうでなければ死か」というのは、ずいぶん極端な振り方だと思いました。 「社会になじむか、そうでなければ死か」というのは、もしかしたら男性のほうが良く考えるのかもしれません。実は男って、人生の選択肢が広そうに見えて意外に狭いと思うんですよ。周囲を見ていても、女の子はたくましいしバイタリティーがあって、生きる選択肢をどんどん広げている気がしていて。 男はおおむね、「勝つか負けるか」みたいなものが大きな価値観としてあって、勝たなきゃ存在意義がない的に、1かゼロかで考えてしまう。当は、もっといろんな価値観や人生の選択肢があっていいはずなんだ

    たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (3/5)
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    popoi 2013/03/20
    “野垂れ死に”。否。如何な立場であれ不慮の不幸は有得る。だが「彼」は、「人」として弔われ得なかった。社会の大勢が容れぬ個性(含「趣味」「生き方」等」)の存在をこそ示唆。 #おおかみこどもの雨と雪
  • たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (2/5)

    “おおかみおとこ”はなぜ野垂れ死んだのか? ―― “おおかみおとこ”に関しては、なぜ、そのような描き方になったのですか。 実は僕にもわからないんです。ただ、僕はプロデューサーとして、なぜおおかみおとこを野垂れ死ににさせたのかを把握していかないと宣伝の方針も立たないし、自分の心の中でも納得がいかない。だから、自分なりの解釈は持っていました。 「おおかみこども」のベースに、「才能」の話があると思います。 僕個人の解釈になるんですけど、 “おおかみおとこ”という人は、ニホンオオカミという「才能」を引きついでいた。でも、それを捨てて人間として生きることを決意した人だった。そのために大学で哲学を受講するほど、深く考えて決意していたはずです。 ところが、そのもぐりこんでいた大学で花と出会った。ふたりで生活を始めたときに、彼が何をしたかというと、子どもたちにべ物を与えるために、もう一度オオカミという「

    たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (2/5)
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    popoi 2013/03/20
    “彼は才能を捨てた筈なんです。ところが結婚した時、軽率にもう一回使ったが故に野垂れ死にをしてしまった” 否。「狼」は、「才能」ではなく「個性」の暗喩では。 #おおかみこどもの雨と雪
  • たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (1/5)

    (C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会 興行収入42億円を記録した、大ヒットアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」。プロデューサーのひとりである渡邊隆史氏に、ヒットの背景を伺っている。 ヒットを生む種は大きくふたつあった。ひとつは「映画が公共的なものであり、個人的なものでもあるという二面性を意識できたこと」(前編)だった。そしてもうひとつは「アニメがフィクションの枠を超え、現実と関わっているように見えた」ということだ。 つくりものだけど、どこかで現実とつながっている。ただのおとぎ話で終わらせることなく、心にひっかかりを残したことが共感と感動につながった。そのひっかかりは一体どこにあらわれたのか? 数百万人の心を動かした、ヒット作の「リアル」を読み解く。 アニメプロデューサー 渡邊隆史氏 1959年栃木県生まれ。アニメ専門誌「アニメージュ」(徳間書店)編集長ののち、角川書店に入社。

    たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない (1/5)
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    popoi 2013/03/20
    “おとなしくその社会の中で自我をひっこめて生きているという。最も無難な選択肢がなかったっていうのが、この映画の面白い所だなと」否。「彼」や雪の選択が其の方面。この御仁、阿呆か? #おおかみこどもの雨と雪
  • 「『世界名作劇場』になったガンダムなんて見たくない」CG嫌いの富野由悠季氏が挑むCGアニメ「Ring of Gundam」制作秘話

    「『世界名作劇場』になったガンダムなんて見たくない」CG嫌いの富野由悠季氏が挑むCGアニメ「Ring of Gundam」制作秘話 ライター:徳岡正肇 残念ながらSIGGRAPHの特別講演は完全に撮影禁止であり,講演のオフィシャル素材も存在しないため,記事中の写真はCEDEC 2009での監督の講演時のものを使用していることを最初にお断りしておきたい 日で初めて開催されたSIGGRAPH Asia 2009には大勢のクリエーターが集まっていた。そんななかで,ゲームのみならず日の映像制作に多大な影響を与えた「機動戦士ガンダム」で知られる富野由悠季氏の講演が行われた。SIGGRAPHにおける富野氏の演題は「Ring of Gundam : No Hints for Creation in Your Manuals」(リング・オブ・ガンダム:マニュアルに創作のヒントはない)と題されており,ま

  • 時代を駆ける:富野由悠季/5止 永遠に発展しなくていい - 毎日jp(毎日新聞)

    <「機動戦士ガンダム」以後、新作を発表してもガンダムの人気には及ばなかった。富野さん自らが「呪縛」と呼ぶ苦悩の時期だ> 「ガンダム」が認められた時に、自分も作家になれると思ったわけです。ガンダムで示した、宇宙時代に対応した新しい人類像の「ニュータイプ」という概念やモビルスーツという二足歩行のロボットを使って、次の物語を作りたいと思った。しかし、「ニュータイプ」の定義づけもできないし、別の作品もガンダムほどにはうまくいかない。作家として、創作力の幅を持っていない、と自覚しました。 そこへ制作会社から「次もガンダムをやらないか」と言われれば、受けざるを得ないわけです。でもうまくいかない。「番組を1年持たせればいいんだろう」と捨て鉢になってしまう気持ちがありました。 <転機は、テレビアニメ「A(ターンエー)ガンダム」(99~00年)だ。旧知の制作会社社長からの「ガンダム20周年に何かやらないか」

  • ガンダムは作品ではなく“コンセプト”――富野由悠季氏、アニメを語る(後編)

    アニメ『機動戦士ガンダム』の監督として知られる富野由悠季氏が7月7日、東京・有楽町の日外国特派員協会に登場し、講演を行った。『機動戦士ガンダム』の放送30周年を機に招かれたもので、50人ほどの記者や一般参加者を前に、自らの半生や映画哲学などについて語った。 講演の内容を収録した前編に続いて、後編では質疑応答の模様をお伝えする。 →宮崎駿は作家であり、僕は作家でなかった――富野由悠季氏、アニメを語る(前編) ガンダムは“リアルロボットもの” ――今年でガンダムは30周年ということですが、なぜこんなに長く人気が続いたと思いますか? また、「ディズニー作品はストーリーが子どもだまし」とお話されましたが、ガンダムのストーリーはそれとどう違うのでしょうか? 富野 30周年まで人気が続いた理由がもし分かっていれば、こんなにジタバタしていません。僕は来年に向けての作品も作っているのですが、そういうのが

    ガンダムは作品ではなく“コンセプト”――富野由悠季氏、アニメを語る(後編)
  • 富野由悠季監督が語る「ガンダム30周年」

    社団法人日外国特派員協会は7日、有楽町にある同協会部において、「機動戦士ガンダム」の総監督であり、生みの親でもある富野由悠季氏を招いて、報道昼会を実施した。30周年を迎え、海外でも非常に知名度があることから、今回の実施に至った次第だ。関係者、日人報道陣、外国人報道陣が多数集まり、登壇した富野氏の「ガンダム30周年にあたって」と題したスピーチに耳を傾けた。 ●アニメ・マンガの発展と地位の向上を見てきて 最初は、幼少時のマンガ・アニメ体験の話からスタート。還暦を過ぎた富野氏であるが、10歳前後の頃は、まだ戦後という時代であり、マンガはくだらない物、ゴミ捨て場に行くような物と語る。ディズニー・アニメだけは例外で、小学校の映画鑑賞の時間に観に行ったが、今にして思えば占領政策の一環だったと感じるという。ディズニー・アニメを見て感じたのは、「なぜここまで暴力的な(オーバーな)動きが必要なのかと

  • 時代を駆ける:富野由悠季/4 宮崎駿監督に近づきたい - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇YOSHIYUKI TOMINO <67年に虫プロダクションを退職してフリーになって以降、プロダクションの発注で、絵のコマとセリフを入れる「絵コンテ」を数多く手掛け、「コンテ千切り」「さすらいのコンテマン」の異名をとった。そしてテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」(74年)や「母をたずねて三千里」(76年)の絵コンテを担当し、両作品の監督だった高畑勲さん(74)とアニメーターだった宮崎駿さん(68)に出会った。その仕事ぶりは衝撃だった> 自分では多少演出ができると思っていたけど、フリーになってプロダクションを渡り歩いて仕事をしていると、「お前の絵コンテ、ひどいよね」と言われる意味もわかるようになりました。そこで高畑さん、宮崎さんに出会って、物語を次の世代に伝える仕事が持っているスリリングさを見いだせました。 お二人は子ども向けに作る気がさらさらなかった。子ども相手なのに、かみ砕いたセリ

  • 時代を駆ける:富野由悠季/2 「アトム」演出本数、最多 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇YOSHIYUKI TOMINO <小学5年生の時、親に買ってもらったマンガ雑誌「少年」で故・手塚治虫さんの「鉄腕アトム」と出会った> 第1話の掲載号でした。僕のコンプレックスは中学3年生まで「アトム」を読んじゃったことです。普通の子は中学生になればマンガなんか読みません。ちょっとできる子は岩波文庫を読んでいた時代です。 「アトム」は、ほかのマンガから抜きんでていました。感覚が都会的、21世紀的。ディズニーのキャラクターをまねた手塚マンガは好きじゃなかったけど、「アトム」はただのコピーじゃないと思いました。 長編マンガ「来(きた)るべき世界」は名作文学より優れていると思います。冷戦下の地球に宇宙人が襲来してくるが、宇宙戦争があるわけではない。地球が消滅するかもしれないという大設定をしながら、日やそれぞれの国に住む普通の人々を中心に話が進む。劇構成の巧妙さ。ただのマンガ家じゃない、とその

  • 時代を駆ける:富野由悠季/1 「ヤマト」意識、「ガンダム」を青春群像劇に - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇YOSHIYUKI TOMINO <8月、スイスのロカルノ国際映画祭で、「ガンダム」生みの親、富野由悠季さんに名誉豹(ひょう)賞が贈られた。「ロボットの表現に悲哀や劇的衝撃を持ち込み、革命を起こした」のが受賞理由。「機動戦士ガンダム」(79~80年)のテレビ放映開始から30年という記念の年の朗報だった> 名誉豹賞を一緒に受賞したアニメ監督の高畑勲さん(74)は僕の師匠みたいな方だから、何だか据わりが悪かったですね。もう一つ感じたのは「20年遅いよ」。もっとブイブイ言わせてたころに褒めてほしかった。 ロカルノの実行委員会は今年、「マンガ・インパクト」というタイトルで日のアニメを特集しました。ヨーロッパの他の映画祭に先んじて、「ジャパニメーション」と呼ばれる日のアニメを映画の主役として認める意思表明と理解しています。ディズニーとも違う日のアニメの存在がヨーロッパで評価されていくんだと感

  • どうすれば「洗脳」されずに「成長」できるのか - 「マクロス・フロンティア」河森正治監督・7 :日経ビジネスオンライン

    河森正治(かわもり しょうじ) 1960年、富山県生まれ。アニメーション監督、メカデザイナー。慶應義塾大学工学部在学中からデザインの仕事をはじめ、スタジオぬえに入社。82年のテレビアニメ「超時空要塞マクロス」で戦闘機がロボットに完全変形する“バルキリー”のデザインを手掛け、84年、映画「超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか」で初監督を務める。95年にアニメーション制作会社サテライトの設立に参加。同社にて、「地球少女アルジュナ」(2001年 TV)、「マクロスゼロ」(02年OVA)、「創聖のアクエリオン」(05年TV/07年劇場版)、「マクロス・フロンティア」(08年TV)、「バスカッシュ」(09年TV)などを手がける。現在、劇場版「マクロスF」を製作中。SONYの「AIBO(ERS-220)」や日産のCMに登場した「パワード・スーツ デュアリス」のデザインも手掛けている(写真:星山 善一

    どうすれば「洗脳」されずに「成長」できるのか - 「マクロス・フロンティア」河森正治監督・7 :日経ビジネスオンライン