録音録画機器や記録媒体の売上高の一部が音楽家、テレビ局、ドラマ脚本家などに分配される補償金制度をめぐり、東芝がデジタル放送専用のDVD録画機について、2008年度下期の補償金を期限内に支払わなかったことが1日、分かった。1993年の制度開始以来、メーカーが支払いに応じなかったのは初めてだ。 補償金制度は、音楽、テレビ番組を高品質で複製できる機器の普及を受け、著作権を守るために導入された。機器メーカーは1台数百円を販売価格に上乗せし、社団法人私的録画補償金管理協会(東京都港区)などに支払っている。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕日本のゆるキャラ・地デジカ ・ 〔ITコラム〕湯川鶴章のデジタルてんこもり ・ 地デジ完全移行に理解訴え=実施2年前でイベント、草なぎさんも登場 ・ 国内初のアナログ停止実験=地デジ移行へリハーサル ・ 高く評価したい=草なぎさん地デジキャラ復帰で