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株式会社ミツエーリンクスの渡邉卓です。昨年の「2012年のWeb標準」と同様、2013年もWebコンテンツのフロントエンド設計および実装に関連した各種標準や、周辺領域の動きに関する短期的な予測を寄稿させていただきます。 2013年のWeb標準については「HTML5仕様の安定化」「タッチスクリーン環境の混沌」「ECMAScript 6」をキーワードとして取りあげます。 HTML5仕様の安定化 2012年12月17日、HTML5仕様は勧告候補(CR)に到達しました。同時にHTML Canvas 2D Contextも勧告候補(CR)になっています。よほどのことがない限り、HTML5は2014年中に勧告(Rec)予定です。W3CによるHTML5仕様は、一旦安定したといえるでしょう。 このリリースでW3Cは、「HTML5」としては大規模な仕様追加・削除・変更をこれ以上行わないと明言したことに
2013年が始まった。「一年の計は元旦にあり」ということで、今年の目標を立てた(あるいは、立てようとしている)という方も多いと思う。 僕はというと、昨日のエントリにも書いた通り、具体的な目標を立ててしまうとそれに縛られて逆に窮屈になってしまうような気がするので、特に今年は目標を立てずにゆるく長くやっていくつもりだ。基本的には、今年も楽しい一年を送ることができれば、それでよいと思っている。 僕自身はこんな感じで行こうと思っているが、目標を立てること自体はとても意味のあることだ。目的地が無いと、たいてい人はどこに行ってよいのかわからなくなってしまう。目標は灯台のようなもので、人の行動に方向性を与えてくれるし、適度な目標を設定してそれを達成することは確かに気持ちがよい。そこで今日は、目標の立て方について僕の思うところを書いてみることにする。 まず、僕があまりよくないと思っているのは、ある条件を満
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