サッカーJ2の東京ヴェルディは今年、クラブ創立50周年を迎える。有力選手を擁してJリーグの初代チャンピオンとなり、数々のタイトルを獲得したイメージが強いが、J2降格や親会社の撤退、経営危機、本拠地移転などに見舞われ、栄光と挫折を味わっている。先シーズンもあと1勝でJ1昇格というところまでいきながらもかなわず。けれども、再生に向けて着実に上向いているように見える。 そんな東京ヴェルディがリブランディングを図り、サッカーを超えたブランドビジネス''へと変貌を遂げようとしている。総合型クラブ化の一環として、昨年10月、アマチュア軟式野球チーム「東京バンバータ」と業務提携し、新たな競技として野球に参入。さらに、1月19日には新ユニフォームと新しいロゴデザインを発表した。TOKYOを舞台に世界に誇るクラブへと進化'''するビジョンをヴェルディのVのモチーフで表現した。 新ロゴデザインは伝統の始祖鳥を