今年で9回目となった音楽の国際見本市「東京国際ミュージックマーケット(TIMM)」が、10月24、25日に行われました。私は商談会の模様を中心に取材しましたが、特に盛況と感じたブースはアニメ音楽(アニソン、キャラソン)を擁する各社。キングレコード(スターチャイルド)、ランティスといった会社のブースには、外国人バイヤーがひっきりなしに訪れていました。 キングレコード、ランティスの両担当者に感想を聞きましたが、やはり「おかげさまで大忙しです」ということでした。“ジャパニメーション”なんて言葉は今やほとんど聞かなくなり、アニメそれ自体はいまや日本が世界をリードする形ではなくなりつつあります。しかし、そこから派生したアニソン、キャラソン、さらに初音ミクなどボカロ楽曲も含めた日本独自の音楽文化には世界が注目しています。 現在の国内音楽市場は、AKB48とその関連グループ、そしてジャニーズの各グループ